土屋鞄製造所の2022年度入学用ランドセルの新シリーズ「RECO(レコ)」は、「色選びの自由を広げる」というコンセプトのもと、性別を問わないベーシックなカラー全5色(ディープレッド、ブラウン、ネイビーなど)を採用した。
■モダンでシックな性別を問わないカラー
「RECO」(79,000円 税込)は鮮やかな原色ではない、モダンでシックな色が引き立つよう、背あてや内装は同系色に揃え、すっきりとしたデザインに仕上げている。2021年3月10日の注文受付開始から1か月の集計で、全61商品のランドセルのトップ5のうち4商品を「RECO」が占めるなど人気となっている。
■子供の個性に合ったランドセルを
土屋鞄は「子供の個性に合わせて好きな色を選んでほしい」との思いから、カタログやWebサイトでは性別で分けた製品案内はしていない。「RECO」は男の子は「黒」、女の子は「赤」といった固定観念に捉われず、「子供の好きな色を選んでほしい」という想いを形にした商品となっている。
■来店予約制で密を回避
10都府県(仙台・東京・横浜・軽井沢・名古屋・大阪・京都・神戸・広島・福岡)の直営店12店舗では、コロナ禍でも「密」を回避するため来店予約制を取っている。さらに、完売せずに「全てのランドセルから注文できる期間」を7月31日(土)まで設けている。
■試着が楽しめる2泊3日の「レンタルランドセル」
コロナ禍により店舗で長時間滞在を避けたいというニーズに対応するため、背負い心地や使い勝手などを家で試せる、2泊3日の有料レンタルサービス「レンタルランドセル」(税込3,000円、送料・返送料無料)を2021年3月に導入した。毎週水曜午前10時から以下のWebで受け付けている。LINEの相談窓口「LINEでスタッフ相談」も開設。チャットやビデオ通話で気軽に質問できる体制を整えている。
<土屋鞄製造所 概要>
「土屋鞄製造所」は1965年創業の老舗。職人が一つひとつ手作りする工房系ランドセルメーカーを代表するブランドとして、日本製の高品質なランドセルを提供。卒業する日までの6年間、無償修理の保証を付けるなど、職人が見守り続けるサービスの質も利用者に支持されている。そんな高品質なものづくりを支えるのが、約200人の職人。職人たちは「西新井本店」(東京・足立区)、「軽井澤工房店」(長野・軽井沢町)、「佐久工房」(長野・佐久市)で、ランドセルづくりに打ち込んでいる。