キヤノンITソリューションズの教育機関向けソリューション「in Campusシリーズ」は、「ポータル」と「LMS(学習管理システム)」の2種において、契約ユーザー数に応じた料金で提供可能なサービスを開始。SaaSサブスクリプション型の新サービスとして「in Campus ポータルCloud」と「in Campus LMS Cloud」の提供を2021年5月下旬より開始する。
■大学での需要が高まる「ポータルシステム」と「LMS(学習管理システム)」
大学などの教育機関では、オンライン授業に対応できるセキュアで高品質な教育環境づくりや教職員の働き方改革などを進めている。特にICTを利活用した学内情報発信の窓口となる「ポータルシステム」と授業で利用される「LMS(学習管理システム)」は急速に需要が高まっている。
■最適なサービスの選択やログイン情報の管理が負担に
一方、サービス内容や技術の進展に伴い、大学や学生は多様なサービスの中から最適なサービスを選定することや各システムのログイン情報を管理するなど、導入・運用面で負荷がかかっている。
■「in Campusシリーズ」に2種がラインアップ
そうした課題を解決すべく、教育機関向けソリューション「in Campusシリーズ」に、初期費用を抑えて短期間での利用開始が可能なSaaSサブスクリプション型の新サービス「in Campus ポータル Cloud」と「in Campus LMS Cloud」の2種をラインアップに拡充した。
■大学や学生の「やりたい」「伝えたい」「学びたい」をかなえる
オンプレミス型「in Campusシリーズ」の「ポータル」と「LMS」の機能や使い勝手をそのままクラウドへ移行し、違和感なくスムーズな操作を可能にした。また、新たに基本メニューとオプションを切り分けて開発しているため、大学の環境や用途に合わせた機能を選び、初期費用を抑えながら、大学および学生の「やりたい」「伝えたい」「学びたい」をかなえることができる。
<価格表>
契約は最低期間1年となり、月払い・年払いのいずれかを選択する。
「in Campus ポータル Cloud」および「in Campus LMS Cloud」の初期設定費用は、追加オプションや連携させるシステムなどにより変動する。