神奈川県川崎市のカリタス小学校に、児童の見守りツールとして「goo of thingsいまここ」が本格的に導入された。
■予測しづらい児童の行動を遠隔で見守り
カリタス小学校では児童の通学時の安全を守るため、様々な検討を進めてきたが、新型コロナウイルス感染症の影響で児童の登下校も不規則になり、見守りへのニーズがいっそう高まった。そこで予測しづらい児童の行動を遠隔で見守る手段として、NTTレゾナントの子供向け見守りサービス「goo of thingsいまここ」の導入を決定した。
■子供の現在地をリアルタイムで把握
「goo of thingsいまここ」は、専用スマートフォン向けアプリとペアリングした小型のGPS端末を子供に携帯させることで、子供の現在地をリアルタイムで把握できるサービス。カリタス小学校における実証実験を経て、手軽さや使いやすさなどが評価され、希望者に対して本格導入に至った。
■地域学習や校外学習の際にも活用予定
カリタス小学校は「goo of thingsいまここ」を、通学時の見守りだけでなく地域学習や校外学習に応用するなど、児童の安全サポート以上の使いみちについて、今後も検証を続けていく。
<「goo of thingsいまここ」概要>
「goo of thingsいまここ」は、子供に持たせた専用GPS端末を介して受信した位置情報を、保護者が「goo of things」アプリで確認することができる。子供の現在地をリアルタイムで確認できるだけでなく、学校や自宅など頻繁に訪れるスポットをあらかじめ登録しておくことで、登録スポットへ出入りした際に保護者へ通知が届く機能もある。
専用のGPS端末は、現在地の通知時などに押すボタンのみのシンプル設計。バッテリーは最長で14日間動作するため、登下校から放課後まで長時間の携帯に適している。
通常、本体価格9,680円(税込)、月額料金638円(税込)で提供している。