タブレット端末の電池残量の不足を通知する機能や学習場所に応じて簡単にネットワーク環境を切り替えられる機能を備えたクラウドサービス「Cloud瞬快 クラスルームアシスト」が4月7日(水)から提供を開始した。
■GIGAスクール構想の早期定着を支援
富士通の「Cloud瞬快 クラスルームアシスト」は、学校現場におけるタブレットを活用した円滑な授業や児童生徒の学びを促進し、GIGAスクール構想の早期定着を支援するクラウドサービスとなる。
■タブレットの電池残量の不足を通知
「Cloud瞬快 クラスルームアシスト」は、児童生徒にタブレット端末の電池残量の不足や通信状況をわかりやすく通知する機能や、学習場所に応じて簡単にネットワーク環境を切り替えられる機能を備えている。
■教育委員会や学校がタブレットの利用状況を把握できる
また、教員や保護者が容易に、児童生徒のタブレット端末のネットワークの接続先や接続時間などの利用範囲を設定できる機能や、教育委員会や学校がタブレット端末の利用状況を把握できる機能を提供する。
■教員向けAIチャットボット機能を今年度末までに拡充予定
富士通では「Cloud瞬快 クラスルームアシスト」に教員向けAIチャットボット機能などを2021年度末までに拡充する予定。授業中だけでなく、あらゆる方面から教員をサポートする機能を提供する。
<「Cloud瞬快 クラスルームアシスト」の特長>
①タブレット端末の電池残量の不足や通信状況と対処方法を即座に児童生徒に通知
タブレット端末の電池残量の不足やネットワークの接続が遮断された際に、わかりやすい対処方法とともに即座に児童・生徒に通知。これによりタブレット端末の操作に不慣れな児童生徒でもすぐに対処できる。
②学習場所に応じてボタン1つでタブレット端末のネットワーク環境を切替可能
学校や自宅だけでなく、一度接続すれば図書館をはじめとする公共施設などのネットワークへの接続を画面上のボタン一つで容易に切り替えが可能。場所を問わずタブレット端末を用いた学習を実現する。
③教員や保護者がネットワークの接続先や接続時間帯を容易に設定可能
児童生徒が利用するタブレット端末のネットワークの接続先や接続時間帯などの利用範囲を教員や保護者が容易に設定できる機能を搭載。指定したネットワーク以外の接続を遮断するため、児童生徒によるインターネット上のトラブルを防止する。また、指定した時間以外は、全てのネットワークから遮断するため、夜更かしの常態化による児童生徒の健康被害や学力低下などを抑止できる。
④学校や教育委員会向けにタブレット端末の利用状況を見える化
学校全体や学年、クラス単位で稼働率や利用時間の推移を視覚的にわかりやすくグラフなどで表示する機能を搭載。これにより、教員は学年やクラスごとのタブレット端末の利用状況をタイムリーに把握できる。
また、国や自治体の予算でタブレット端末を配備している学校については、教育委員会が文部科学省や自治体へタブレット端末の利用状況などを報告する義務がある。自治体内の全ての学校のタブレット端末の利用状況を可視化できるため、教育委員会は自治体内の全ての学校や学校ごとのタブレット端末の利用状況を迅速に報告できる。
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