Chromebookで「縦書き」「ルビ付き」文書に対応したGoogle Workspace用アドオンツール「こどもSuite®」が全国の小学校向けに発売された。
■「縦書き」「ルビ付き」対応や簡単操作の「きっずメニュー」など
Chromebook上で動作するクラウドサービスGoogle Workspaceは「縦書き」や「ルビ付き」の文書に対応していない点や低学年では操作が難しい点などが課題とされていた。ゼッタリンクスのGoogle Workspace用アドオンツール「こどもSuite®」は「縦書き」「ルビ付き」文書の対応や、低学年の児童でも簡単に操作できる「きっずメニュー」など、教育現場で求められる機能を搭載している。
■低学年やPCに不慣れな児童も発表資料が作成できる
これらの機能により、低学年やPC操作に不慣れな児童でもChromebookを使って発表資料の作成が可能。さらに、授業での活用シーンや教科・単元に合わせて作成された教材テンプレートやイラストも多数用意され、すぐに授業で活用することができる。
<こどもSuite®の主な特長>
「縦書き」「ルビ付き」変換機能
Google Workspaceでは対応していない「縦書き」や「ルビ付き」の文書を作成する機能を搭載。横書きで入力されたテキストボックスを縦書きに変換し、ルビを振ることができる。これにより国語の授業で求められる縦書き文書の教材が作成できる。
五十音順ソフトキーボード
ローマ字入力を習っていない低学年向けに、五十音順ソフトキーボードを用意。タッチ操作でひらがなやカタカナ、絵文字を入力することができる。
「きっずメニュー」による簡単操作
こどもSuiteのアドオンを実行すると、Googleスライドの右側に「きっずメニュー」が表示される。各機能がわかりやすいアイコンや名称で表示され、このボタンを押すだけで簡単に操作することができる。
「入力ガイド」が表示されるスマートテンプレート
児童のための「入力ガイド」が表示されるスマートテンプレートを用意。授業での活用シーンや教科・単元に合わせて分類されており、すぐに利用できる。「入力ガイド」はボタンを押すことにより、表示/非表示を切り替えることができる。
教材や校務にも使える学校イラスト約2000点
学校でよく使うイラストを2000点以上搭載。発表資料作りや教材作成に利用できる。
今後搭載される予定の機能
見出しやタイトルに使える「タイトルかざり」設定機能や、小学校1~2年生で習う漢字を入力できる「漢字ソフトキーボード」機能などを搭載予定。
<動作環境>