関西外国語大学はJSOLと共同で、2021年4月より始動する英語国際学部の新カリキュラム「AI&デジタルコミュニケーション」において「現代社会とAI」講座を開設した。講師はAIビジネスを進めてきたビジネスパーソンで、受講生はAIに関する基礎知識に加え、現場の経験談を交えながらビジネスへの応用事例を学べる。
■次世代型・未来創造型のグローバル人材の育成を目指す
関西外国語大学英語国際学部では新たに「次世代型・未来創造型のグローバル人材」の育成を目指し、2021年4月からカリキュラムを抜本的に改革した。新カリキュラムでは、これまで培ってきた「語学+留学」を基盤とした国際教育を核にしながら、グローバルリベラルアーツの学びや、デジタルコミュニケーションの学び、さらにはイノベーティブでクリエイティブなマインドセットにもとづいた未来を構想する学びを展開する。
■対面とオンラインの講義を併用して実施
「現代社会とAI」講座は、学部2回生以上を対象とした選択科目。春学期(4月から7月)に15回、秋学期(9月から12月)に15回、年間合計30回(1回90分)のカリキュラムとなる。講義は、キャンパスにおける講義とオンラインの講義を併用して実施する。
■AIソリューションを実際に体験
「現代社会とAI」講座では、基礎知識を習得するための座学の講義に加えて、チャットボットやAI-OCRといったAIソリューションを実際に体験する機会や、学生同士でディスカッションしながらAIを活用したビジネス企画の策定も予定している。
■現場の最前線に立つ講師陣が生の声を伝える
「現代社会とAI」講座の最大の特長は、JSOL関係者が実施する講師陣となる。現場の最前線でDXやAI活用を推進しているコンサルタントやデータサイエンティストが講師として、現場の生の声を経験談として伝えることができる。
■AIを活用したサービスの企画・研究開発などを講義で取り上げる
「現代社会とAI」講座では、現場の最前線で活躍するコンサルタントとデータサイエンティストが、基本として身につけるべき知識から、現場で得た最前線のノウハウ、AIを活用したサービスの企画・研究開発・立ち上げまでの経験などを講義で取り上げていく予定。