ちひろ美術館・東京は、田畑精一展の開催を記念して、『おしいれのぼうけん』を編集した酒井京子氏による講演会「田畑精一さんとの絵本づくり」を4月25日(日)、オンラインで開催する。
■三位一体での絵本づくりとは
ちひろ美術館 初のオンライン講演会となる、酒井京子講演会「田畑精一さんとの絵本づくり」では、古田足日氏、田畑精一氏との三位一体での絵本づくりや、田畑作品の魅力について語られる。
<酒井京子講演会「田畑精一さんとの絵本づくり」概要>
開催日時:2021年4月25日(日) 15:00~16:30
開催形態:Zoomによるオンライン
講師:酒井京子氏(童心社 会長)
定員:70名
参加費:700円
申し込み:以下のPeatixサイトから申し込む
<講師プロフィール>
酒井京子(さかい きょうこ)
1946年千葉県に生まれる。1968年、株式会社童心社に入社。編集部に配属される。以後、紙芝居と図書の編集に携わる。初めて担当した本は『宮沢賢治・花の童話集』(いわさきちひろ・画)。『おしいれのぼうけん』、「14ひきのシリーズ」(いわむらかずお・作)、『びゅんびゅんごまがまわったら』(宮川ひろ・作/林明子・絵)、『にちよういち』(西村繁男・作)、『えのすきなねこさん』(西巻茅子・作)などの絵本を手がける。 取締役編集長をへて、1998年代表取締役社長に就任、現在は会長。また、紙芝居の普及にも力を注ぎ、「紙芝居文化の会」の代表も務めている。
<没後1年 田畑精一『おしいれのぼうけん』展>
同時開催 ちひろ・子どもは未来
2021年3月16日(火)~ 6月13日(日) 開催中
1974年に刊行された『おしいれのぼうけん』は、子供たちの絶大な人気を集め、232万部を超すミリオンセラーとなっている。本展では昨年89歳で亡くなった絵本画家・田畑精一の画業を偲び、『おしいれのぼうけん』の原画を展示するとともに、作家と画家と編集者が三位一体となった絵本づくりを紹介し、世代を超えて読み継がれる作品の魅力を解き明かす。