高等学校で2022年度から開始される教科「情報Ⅰ」で活用できるプログラミング教材「プログル情報」の提供を開始。3月31日(水)よりプログル公式サイトより利用可能。
■教育機関向けに無償で提供開始
NPO法人みんなのコードが提供する「プログル情報」は、学校現場の限られたインフラやリソースでも活用でき、教育的効果の高いプログラミング教材として、全国の高等学校・教育機関向けに無償で提供される。
■ブロックをドラッグ&ドロップするだけでコードの入力可能
「プログル情報」は、チャットBotを制作するプログラミングを通じて、サービスの裏側の仕組みまでを含めた、身近なITサービスを理解することが可能。タイピングが苦手な生徒でもプログラミングできるよう、ブロックをドラッグ&ドロップするだけでコードの入力ができる入力補完や、エディタのコード自動補完などの機能も充実している。
■総合的な探究の時間との連携も可能
プログラムの書き方を学ぶだけでなく、生徒の身の回りの課題解決の手段として、プログラミングを活用できるようになることから、「総合的な探究の時間」との連携など教科等の横断的な学習活動にも活用しやすい教材となっている。
<主な特徴>
・生徒が自力で取り組むことができる内容。プログラミングの指導に不安がある教員も安心して利用できる。
・教材は3つのレッスンから構成。生徒の得意・不得意に合わせて標準・応用までカバー
・実社会でも標準的に利用される、プログラミング言語「Python」を使ったプログラミングを基礎から学習できる。
・天気や翻訳など外部の情報と連携できるWebAPIを用意。教材上から無料で簡単に利用できる。
・PCへのインストール不要。ブラウザと教員のメールアドレス1つですぐに利用できる。
■プログル情報リリースイベントを開催
「プログル情報」の提供開始を記念して、オンラインでリリースイベントを5月8日(土) 14時〜16時に開催する。開発者による教材活用のポイントの紹介から、みんなのコードの講師によるデモ授業の実践、有識者による講演など、2022年度から本格化する高校「情報」でのプログラミング教育のポイントがわかる内容となっている。参加希望者は以下のフォームから申し込む。