Wi-Fi6対応無線LANアクセスポイント「AT-TQ6602」がファームウェアのバージョンアップにより、自律型無線LANソリューション「AWC」に対応する。アライドテレシスのWebからダウンロードサービスを3月26日(金)から開始した。
■次世代無線LAN通信規格のWi-Fi6に対応
アライドテレシスの「AT-TQ6602」は、2020年12月24日にリリースされた新モデルの無線LANアクセスポイント製品。既存の無線LAN規格に比べ、高速大容量かつ低遅延の通信を実現する次世代無線LAN通信規格であるWi-Fi6に対応し、2.4GHz/ 5GHz帯の2ラジオを搭載・同時使用が可能となっている。
■通信速度が約1.4倍に増加
「AT-TQ6602」は4ストリーム上下方向MU-MIMOに対応。従来規格と比べて約1.4倍と大幅に通信速度が増加し、大容量・高速通信を可能とする。また、単体で動作するスタンドアローンモードに限らず、AT-Vista Manager EXによる集中管理にも対応するなど幅広い用途に利用できる。
■自律型無線LANソリューション「AWC」が電波干渉を最小化
「AT-TQ6602」が対応する、AWCは無線エリア内の収集した電波状況をもとに、チャンネルや電波出力を自動的に調整する自律型無線LANソリューション。無線LAN環境の問題点は「遅い」「途切れる」「つながらない」の3点だが、その原因は電波干渉によるものが大きい。AWCはアクセスポイント間のチャンネルや電波出力を自律的な調整を可能とし、電波干渉を最小化することで安定した通信を実現する。