広教の「事例で学ぶNetモラル」の2021年度版が4月にリリースされる。2021年度版はインターネットやゲームにある年齢制限を守ることをテーマとした「年齢制限」や、SNSなどオンラインで仲良しの人ができた場合に気を付けることを考える「SNSでのなりすまし」など6事例が追加された。
■2005年の発売から毎年バージョンアップ
広島県教科用図書販売(広教)の「事例で学ぶNetモラル」は、「いつでも、どこでも、だれでも、情報モラル教育を!」をコンセプトに、学校の授業で使える「情報モラルの教材」を2005年から開発。毎年バージョンアップを続け、現在では全国の小中高等学校およそ7000校以上に導入されている。
■新たに6事例を追加
2021年度版では新たに6事例を追加。インターネットやゲームの「年齢制限」や、SNSでの知り合いに起きる「SNSでのなりすまし」について学ぶことができる。
■「NetモラルCBT」で子供の情報モラル理解度をチェック
また、新たな機能「NetモラルCBT」を追加。これにより簡単に子供の情報モラル理解度をチェックできる。それぞれ4択×10問(低学年は2択×5問)で構成され、5~10分程度で気軽に取り組むことができる。さらに、子供のテスト結果をシステムで管理できる。