中央大学クレセント・アカデミーは、2021年度開講記念公開講座「科学的思考が日本を救う―データ・サイエンスが拓く未来の社会―」を、4月10日(土)にオンラインで開催する。今回の公開講座では、同大国際情報学部の飯尾淳教授が講師として登壇。超スマート社会におけるデータ・サイエンスの重要性などについて解説する。
■超スマート社会で発展する人工知能システム
日本政府はこれからの社会を「超スマート社会」(Society 5.0)と位置づけ、様々な社会課題のICTによる解決を目指している。なかでも超スマート社会を支える要素技術として、データの取り扱いが重要視されており、例えば現在の人工知能システムは大量のデータから学習して発展することが予測される。
■データを科学的に扱うデータ・サイエンスの素養に注目
また、すでにビッグデータと呼ばれる大量のデータを処理する枠組みが、現実社会のあらゆるところで利用されている。このように、現在、超スマート社会の到来を見据えてデータを科学的に扱うデータ・サイエンスの素養が注目されている。
■データを適切に扱うことの重要性やデータ分析で何ができるのかを解説
そこで今回の講座では、データを適切に扱うことの重要性や、データ分析で何ができるのか、データ・サイエンス人材の育成やデータ分析をめぐる諸問題などについて、中央大学国際情報学部の飯尾淳教授が具体例を交えながら解説する。
<クレセント・アカデミー2021年度開講記念公開講座 概要>
開催日時:2021年4月10日(土) 11:00~12:30 (10:30開場)
方法:オンライン講座(オンライン会議システム「Cisco Webex」を使用)
定員:先着順200人程度
参加費:無料
講師:中央大学国際情報学部 飯尾淳教授
参加申込:要事前申込。以下の「受講申込フォーム」または電話、FAXにて受付。
中央大学クレセント・アカデミー事務室(開室時間 月~金 9時~17時)
TEL:042-674-2267、FAX:042-674-2268
<中央大学クレセント・アカデミー」について>
中央大学クレセント・アカデミーは1986年12月に開設。オープンカレッジ構想のもと、在学生と市民の共学の場として、誰もが参加できる各種講座を開講することから始まり、広く生涯学習やキャリアアップの場として活用されている。なお、2020年度秋期・冬期からはオンライン講座も開講。自宅からPCやタブレット端末を利用して講座を受講できる。