東京都調布市は1人1台学習者用端末のWebフィルタリングに、クラウド型セキュアWebゲートウェイサービス「InterSafe GatewayConnection」の導入を決定。iPadやChromebookなど端末の持ち帰り学習でも安全な環境を実現する。
■2021年1月に小中学校への端末配備が完了
調布市では2021年1月に市立小中学校への端末配備が完了。現在各校において全児童生徒への貸与が進んでいる。小学校ではiPadが、中学校ではキーボード付きのChromebookが貸与された。持ち帰り学習や遠隔授業ができるよう、どの端末もLTE回線に対応している。
■「InterSafe GatewayConnection」で1人1台端末の安全性を確保
ICT環境の整備が進む中、児童生徒が不適切なサイトにアクセスするのを防ぎ、安全な学習環境を確保するため、調布市が整備するiPad 1万2050台、Chromebook 4650台にアルプス システム インテグレーション(ALSI)のクラウド型セキュアWebゲートウェイサービス「InterSafe GatewayConnection」が導入された。
■学校や学年ごとにフィルタリングルールを設定可能
「InterSafe GatewayConnection」は、文部科学省が推奨する3つのOS(Windows / iOS / Chrome OS)に対応し、クラウドによる一元管理を実現。教育段階にあわせて学校や学年ごとにフィルタリングルールを設定できる他、曜日や時間帯に応じてスケジュール設定したり、学習に必要なYouTubeチャンネルのみ視聴を許可したりするなど、多彩な機能により児童生徒の学習を妨げることなく安全なICT環境を提供する。
<調布市教育委員会 教育部指導室 主任 栗原周平氏 コメント>
児童生徒が安全にインターネットを使用して学習を進めていく中でフィルタリングサービスは必須であると考え、導入を進めてきました。不適切なサイトだけではなく、時間帯による制限で家庭での使い過ぎも抑えることができる点が良いと考えます。今後、柔軟なフィルタリング設定により適切に端末を活用していきたいと考えています。
■GIGAスクール構想を支援 特別価格キャンペーン実施中
ALSIでは、GIGAスクール構想向けにWebフィルタリング製品を特別価格で提供するキャンペーンを実施している。