柳商学園 柳川高等学校は教育のパラダイムシフトに向けて、Microsoft Surface Hub 2Sを導入した。導入にあたったシネックスジャパンは事例資料と活用動画をあわせて公開している。
■20年前に日本の高校初となる日本マイクロソフトと提携
柳川高等学校は、約20 年前に日本の高校で初めて日本マイクロソフトと提携。商業科マイクロソフトコース設立し、MOS試験の高校生の部で15 年連続合格者数日本一を達成。うち一部生徒は世界大会に出場するなどの実績を持つICT教育の先進校となる。
■「スマート学園構想」と「グローバル学園構想」の2本柱で展開
柳川高校は1941 年の設立以降、野球やテニス等のスポーツに特化した学校であると同時に、約20年前から日本マイクロソフト社と提携しICT化を進めてきたICT先進校でもある。現在、これからの時代は教育のパラダイムシフトが必要とのビジョンを掲げ、「スマート学園構想」と「グローバル学園構想」の2本の柱を軸にした取組に着手している。
■コロナ禍でもICTを活用し学びを止めない
柱の1つである「スマート学園構想」は同校が力を入れてきたICT教育の強みを活かし、情報化社会を見据え、さらなるICT化推進を目指す。この構想を軸に、新型コロナウイルス発生時においても「学びを止めない」使命を果たすため、2年前倒して構想実現に向けたプロジェクトを開始した。
■『未来教室「the Point X」』のシンボルとしてMicrosoft Surface Hub 2Sを導入
このプロジェクトでは、『未来教室「the Point X」』と名付けた教室を今後のICT教育のシンボルとして活用。教室に置く“ニューノーマル時代を切り開くカギ“のシンボルとして、Microsoft Surface Hub 2S の導入を決定した。
■画面に提示することで板書の手間が省ける
導入により得られた最大の効果として、教員が授業で資料や教科書を「Microsoft Surface Hub 2S」の画面に表示することで、板書の手間が省け解説などの時間に充てられるようになった点が挙げられる。
■効率的な授業の実現へ
英語では、英単語と絵を同時に表示し、生徒の記憶に残りやすくするために従来教師が行っていた、絵を取り出す作業を削減できたことで、より効率的に教えられるようになった。また、理科ではMicrosoft Teamsとの連携で、絵や動画を利用することで、教員と生徒のソーシャルディスタンスを保った状態で、各生徒にとって理解しやすい形態の授業を実現できるようになった。
■リモートの職員会議でもMicrosoft Surface Hub 2Sを活用
授業での活用だけでなく、新型コロナウイルスの影響によりリモート勤務となった教員も職員会議の参加に利用する等、同校ではMicrosoft Surface Hub 2Sを幅広く活用している。将来的には、今回導入したMicrosoft Surface Hub 2S を「柳川高等学校附属タイ中学校」にも導入し、日本とタイと双方向で授業をすることを視野に入れている。
Microsoft Surface Hub 2S 事例資料
Microsoft Surface Hub 2S YouTube動画
Microsoft Surface Hub 2S