アドビはクリエイティビティに育成に関する調査を実施。調査に協力する中学校・高等学校を3月25日(木)まで実施する。また、調査を共同で実施するため、Inspire Highとオフィシャルパートナー協定を締結した。
■予測不可能で不確実な未来を生き抜くための力を測る
今回の調査するクリエイティビティは、予測不可能で不確実な未来を生き抜くために、これまで以上に注目されている非認知スキルの一つとされる。一方、非認知スキルは数値化しづらいために、習得方法や評価方法が確立していない分野となる。
■機械やAIに代替されにくい人間ならではのスキルを調査
今回の共同調査では、これまでの知見を生かし、機械やAIに代替されにくい人間ならではのスキル「クリエイティビティ（創造力）」の育成・向上に関する調査を、Inspire Highのプログラムをもとに実施する。
■広尾学園中学校・高等学校などが調査に協力
調査に協力する中学校・高等学校を3月25日まで募集。すでにInspire Highとオフィシャルパートナー協定を結んでいる、広尾学園中学校・高等学校、ドルトン東京学園、クラーク記念国際高等学校が同調査に参加する予定。調査の結果は2021年秋頃に公表予定。
＜調査実施協力校の募集について＞
参加方法は調査機関中（2021年4月～7月）にInspire Highの無料体験版プログラムを学校で実施。その前後でアンケート調査に回答する。調査への協力を検討する学校は、以下のお問合せフォームに連絡。詳細を確認後、参加を検討する。
調査実施協力校 募集期間：2021年3月4日(木)～3月25日(木)
※一定数に達した時点で募集を締め切る場合がある。
＜アドビ株式会社 マーケティング本部バイスプレジデント 秋田夏実氏 コメント＞
アドビは、Creativity for All: すべての人に『つくる力』を、というミッションのもと、中高生を始め、日本の子供たちの創造力を伸ばし、また子どもたちが自分の創造力に自信を持つためのサポートを続けています。昨年当社が実施した『『日本の高校生の創造力（クリエイティビティ）に関する意識調査』でも、小学校高学年から中学校および高校時代に子供たちが自分のクリエイティビティに対する自信を持つことの重要性が明らかとなっており、今回の調査が、子供たちが将来活躍するためのスキルを培う一助になることを期待しています。
＜Inspire High, Inc. 代表取締役 杉浦太一氏 コメント＞
Inspire Highは、クリエイティビティは誰しもに眠っている力であり、特定の職業にのみ必要なスキルではなく、21世紀を誰もが自分らしく社会で生きていくために必要な力であると考えています。しかし、クリエイティビティをはじめとした非認知スキルは、注目を集めてはいるものの、測定や数値化が難しいことからなかなかそのメソッドが体系化されず、教育現場にも浸透しづらいのも事実です。今回、人のクリエイティビティを最大化していくことに尽力してこられたアドビ社と共同で、10代の若者のクリエイティビティについて調査を合同でできることを大変嬉しく思い、どのような結果と出会うことができるか、とてもワクワクしています。
