2020年度から新しくスタートした「社会教育士」の特設サイトが2月19日(金)に開設した。社会教育士とは、学びを通じて、人づくり・つながりづくり・地域づくりに中核的な役割を果たす専門人材のこと。ファシリテーション能力・プレゼンテーション能力・コーディネート能力などの専門性を持ち、行政や企業、NPO、学校等の多様な場で活躍することが期待される。
■地域で活躍する社会教育士を詳しく解説
特設サイトを通して、より多くの人に「社会教育士」を知ってもらうことが目的。地域の「社会教育士」と連携・協働していけるように、さらに自分自身が「社会教育士」として活動していけるように「社会教育士」制度について詳しく解説。また、活用事例動画も公開している。
■社会教育主事講習を受講するか大学の養成課程で必要単位を修得
社会教育士になるためには、文部科学省から委託を受けた実施機関が行う社会教育主事講習(通常1か月程度)を修了する、もしくは大学が行う養成課程(通常4年間のカリキュラム)で必要単位を修得する必要がある。
■社会教育士として活躍している人を動画で紹介
特設サイトでは社会教育士が社会のどのような場面で活躍しているかが分かる。「活躍する社会教育士」では、福祉や防災、観光・多文化共生と社会教育と結び付けて、あらゆるシーンで活躍する社会教育士を動画で紹介。また、「社会教育士になりたい」では社会教育士取得へのステップが紹介されている。