高校生1万人を対象とした無償英会話学習支援「高校生向け英語上達特別プログラム」の4か月間(週1回)にわたるレッスンが修了した。参加した高校生を対象としたアンケート結果では「スピーキング」スキルの向上を実感した生徒が94%に上った。
■4か月にわたって高校生の英語を指導
「高校生向け英語上達特別プログラム」は、新型コロナウイルス感染症防止の休校措置などで学習が困難になった高校生の教育環境を支援するため、KDDIが2020年9月1日から12月31日に実施。
■高校生1万人が英語の4技能を習得
高校生1万人を対象に「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を習得できる英会話レッスンのプログラムを、4カ月間(週1回)にわたって無償で提供。イーオンが本プログラムに協力し、全国のスクールやオンラインで経験豊かな教師が、オリジナル教材を用いて高校生の英語指導に当たった。
■スピーキングスキルの上達を実感
アンケートではレッスン修了後、英語4技能それぞれのスキルについて、上達の実感を尋ねたところ、最も上達を実感できたのが「スピーキングスキル」で94.3%に上った。そのほか、いずれのスキルも8~9割の学生が上達を実感している結果となった。
■スピーキングの習得が重要と考える高校生がトップ
イーオンが2020年11月に現役高校生1000名を対象に行った意識調査でも、4技能のなかで「どれが最も重要と思うか」「どれが最も習得が難しいと思うか」という設問では、どちらも「スピーキング」が過半数を超えトップとなった。
■プログラムを通じて8割の生徒が英語好きに
「高校生向け英語上達特別プログラム」では、英語学習意欲の高い仲間と一緒に4か月間のグループレッスンを行っていくなかで「英会話が好きになった」という生徒が82%に上る結果となった。
<アンケート調査概要>
調査対象:「高校生向け英語上達特別プログラム」参加の高校生523人
調査方法:インターネットによる調査(社内イントラネット)
調査実施期間:2020年11月25日(水)