東京・八王子市の東京薬科大学と工学院大学附属中学校・高等学校は、高大接続教育の観点から連携強化を図ることを目的に、高大連携協定を2月16日(火)に締結した。
工学院大学附属中学校・高等学校
■工学院大学附属中学校・高等学校の事業計画を東京薬科大学が支援
今回の連携協定は、工学院大学附属中学校・高等学校が掲げる「変容するグローバル社会で活躍できる人材の育成」「大学キャンパスを活用した中高教育の実施」および「理数教育の充実」などの事業計画を、東京薬科大学が薬学・生命科学といった学問分野で積極的に支援する。
■医療、環境、工学分野での優秀な人材を育成
特に医療、環境、工学に携わる優秀な人材の育成を目指す。若者たちの将来の夢実現に向けて、より強固な協力体制を構築していくことを目的とする。
■薬学コースと生命科学コースの特別プログラムを実施予定
2021年4月以降、工学院大学附属高等学校 サイエンスコースの生徒を中心に、薬学コース、生命科学コースに分かれた特別プログラムを実施する予定。特別プログラムは、生徒の興味関心に沿った探求型のプログラムとなっており、両校にとって理数教育発展の起点となることが期待される。
＜具体的な連携内容＞
①大学で実施される講義、実習や各種講座への中高生の参加
②中学高等学校での出張講義や進学相談の実施
③中高生への学術論文制作の指導
④教職課程を持つ大学生の中学高等学校における教育実習支援
⑤中学高等学校の教員に向けた学位取得支援 等
