文部科学省は、令和2年度「先端技術の効果的な活用に関する実証成果報告会」を3月9日(火)にオンラインで開催する。「新時代の学びにおける先端技術導入実証研究事業」に採択され、教育のあらゆる場面でICTを基盤とした様々な先端技術を効果的に活用する実証研究に取り組んできた6地域・団体が成果報告を行う。
■教育のあらゆる場面でICTを基盤とした先端技術を効果的に活用
GIGAスクール構想に伴い、2020年度中にほとんどの自治体の小中学校で、児童生徒に1人1台のPC環境が整備される。文部科学省では、教育の質の向上を図り「子供の力を最大限引き出す学び」を実現するため、教育のあらゆる場面においてICTを基盤とした様々な先端技術を効果的に活用する実証研究を行っている。
■実証地域・団体の6か所が成果と課題を報告
成果報告会では「新時代の学びにおける先端技術導入実証研究事業」(学校における先端技術の活用に関する実証事業)の実証地域に採択された、埼玉県教育委員会、岐阜県教育委員会、京都市教育委員会、箕面市教育委員会、安芸太田町教育委員会、京都教育大学が、成果と課題を報告。さらに先端技術を提供している企業や、本事業の事業推進委員から話題が提供される。
<先端技術の効果的な活用に関する実証成果報告会 概要>
開催日時:2021年3月9日(火)13:00~16:00
実施形態:オンラインでの開催(Zoom)
費用:無料
対象:誰でも参加可能
主催:文部科学省 初等中等教育局 情報教育・外国語教育課
初等中等教育企画課 学びの先端技術活用推進室
視聴方法:以下の申し込みフォームから登録したメールアドレスにURLを送付
【プログラム】
13:00:開始
13:00-16:00
①実証地域・団体の取組発表
発表地域・団体(埼玉県教育委員会、岐阜県教育委員会、京都市教育委員会、箕面市教育委員会、安芸太田町教育委員会、国立大学法人京都教育大学)
②技術ベースの事例紹介
本事業において先端技術を提供している企業等から具体的な事例が紹介される。
③事業推進委員によるパネルディスカッション
各地域の取組を指導・助言している事業推進委員によるパネルディスカッションを実施。
【事業推進委員】
小柳 和喜雄(関西大学総合情報学部 教授)
佐藤 和紀(信州大学学術研究院教育学系 助教)
白水 始(国立教育政策研究所 総括研究官)
菅原 弘一(仙台市立錦ケ丘小学校 校長)
高橋 純(東京学芸大学 准教授)
西田 光昭(柏市教育委員会 教育研究専門アドバイザー)
藤村 裕一(鳴門教育大学大学院 准教授)