オンライン学習ツール「ClassPad.net」は、新たに電子辞書「EX-word」オンライン版を拡充。1人1台端末環境を実現している学校に最適なクラウド型学習サービスを提供する。ベータ版(一部機能のみ)は4月から、Ver1.0は9月からリリースされる。
■「ClassPad.net」が大幅に進化
カシオ計算機は、WEB上で関数計算やグラフ描画ができる「ClassPad.net」を2018年に発売。「ClassPad.net」の新サービスとして“EX-word”のオンライン版を追加することで、高校6教科に対応した総合学習プラットフォームとして大幅に進化する。
■デジタルノートと連携しノートの内容を教員と生徒で共有
今回のサービス拡充により“EX-word”の良質なコンテンツの数々を、PCやタブレット上で効率的に活用できる。また、デジタルノートと連携し、コンテンツの項目の引用ができるほか、ノートに書き込んだ内容を教員・生徒間で共有することも可能。教員はオンライン上で生徒へ向けた添削などを行うことができ、学習サポートの効率が飛躍的に向上する。
<サービスの特長>
■高校6教科に対応した辞書コンテンツ
英語・国語・数学・地歴・公民・理科の高校6教科に対応した22コンテンツを収録。「ジーニアス英和/和英辞典」や「明鏡国語辞典」などの辞書コンテンツを取り揃えた。オンライン上の辞書として、閲覧のみの利用に限らず、デジタルノートと連動してノート内に項目を引用することも可能。コンテンツ内から必要な情報をすばやく検索し授業内で活用できるため、教員が授業前に教材を準備する負担も軽減される。
■辞書と連動したデジタルノート
辞書コンテンツと連動しているため、調べた言葉の説明をノート内に引用できる。また、必要に応じて、メモの添付やスタイラスペンを用いた書き込み、画像や動画といった素材の貼り付けも可能。生徒自身のスタイルに合った書式でノートを作成できる。また、内容は簡単に共有可能なため、授業中のノートやメモの作成、教員への課題の提出、教員の学習指導、復習・予習というサイクルを「ClassPad.net」内で完結できる。
【学校関係者向け説明会開催】
今回のサービスに興味を持った学校・自治体関係者向けに説明会を開催。放送大学の中川 一史教授を迎え、今後の教育におけるICT活用について講演が行われる。また、本サービスの詳細についてもデモを交えて紹介する。
<開催概要>
日時:2021年3月13日(土)13:00~14:00
形式:オンライン(Zoom)での開催
対象:学校関係者・自治体関係者
内容:
『世界100か国へ教育機器を展開するカシオが考える教育のあり方』
カシオ計算機 執行役員 教育BU事業部長 太田伸司氏
『ICT活用による新しい学び』
放送大学 中川一史教授
『ClassPad.net製品紹介』
詳細・申し込み:以下のWebサイトで確認する。