東京都教育委員会は、リーフレット「教師が変わる 学校が変わる 子供が変わる~一人1台端末の効果的な活用に向けて~」を2021年2月に作成。「とうきょうの情報教育」情報教育ポータルからA3版とA4版をダウンロードできる。
■教育のデジタル化は新たなステージへと向かう
リーフレットでは1人1台端末時代における教育のデジタル化ロードマップで示している。1人1台端末の必要性を感じるようになった「第0期 黎明期」、1人1台端末の導入が始まった「第1期 導入期」、デジタル活用場面が拡大する「第2期 拡大期」、デジタルによる学びの履歴・指導履歴が蓄積される「第3期 普及期」、そして意識しないでデジタルを使うようになる「第4期 浸透期」という流れが示されている。
■1人1台端末が普及することで学びの姿が変わる
1人1台端末を活用して、これまでの授業実践にデジタルを組み込んで、学習活動を一層充実させることから始まり、オンライン生徒総会やオンライン高校説明会のように活用する場面を拡大させていく。さらに、デジタル教材を子供たちが効果的に活用できるよう、教員が個々の学習状況を把握するなど教員が変わっていく。
■文具と同じように使うことができる力を獲得させる
また。フォームによる欠席・遅刻連絡を行うことで、校務が大幅に削減されるなど、デジタルのメリットを様々な場面で活かすことが考えられる。そして学習者用端末を子供たちに積極的に活用させる中で、適切な使い方を身に付けさせることが求められる。使い方の再クルは全ての授業を通じて繰り返し指導することが大事だとする。