武蔵野大学データサイエンス学部データサイエンス学科は、リモート・イベントツール「Remo Conference」(リモ・カンファレンス、以下Remo)を活用して、令和2年度「未来創造プロジェクト 学生成果発表会」を1月27日(水)と2月3日(水)にオンラインで開催した。
■「Remo」を使ってポスターセッションを実施
今年度の「未来創造プロジェクト 学生成果発表会」は、コロナ禍からオンラインでの開催となり、1月27日に1年生70名、2月3日に2年生67名が、1年間取り組んだ研究成果を発表した。リアルのポスターセッションと同様の環境とするため「Remo」を活用。各テーブルに発表学生が待機し、教員やゲストが希望するテーブルで聴講できるシステムとした。
■対面とポスターセッションと同等のプレゼンを実現
Remo上では同時発表やワンクリックで希望するグループの選択・移動が可能であることから、対面でのポスターセッションと同等のプレゼンテーションが実現。1年生の発表では16企業・4大学から計60名のゲストも参加。学生の1年間の研究成果に評価や講評が送られた。
<Remo Conferenceとは>
「Remo Conference」は、よりリアルな交流体験をオンライン上に再現できるコミュニケーションツール。1画面の中に19テーブルがあり、参加者は各テーブルを自由に行き来できる。テーブル内での会話は、テーブルにいる人だけが聞くことができ、多くの人と入れ替わり立ち代わり会話をすることができるのが特徴。
<データサイエンス学部長 上林憲行教授 コメント>
1・2年生の研究内容の多様性には驚かされる。学生の社会的関心の多様性、教員の多面的な指導の成果を実感している。今回、企業や教職員が多様な評価基準を持って審査した。そうした独創性を大切に、研究を深め、将来的に企業に役立つ価値創造を担う人材に育っていくことを期待する。