学習用ICTプラットフォーム「Lentrance®(レントランス)」の新機能として、学習履歴データを分析・活用するための基盤である「Lentrance Analytics(レントランス アナリティクス)」を2021年度中に提供を開始する。
■「Lentrance」に搭載された教科書・教材の学習履歴データを分析・活用
株式会社Lentrandeの学習用ICTプラットフォーム「Lentrance」と連動する、新機能の「Lentrance Analytics」は学習履歴データを可視化・分析・活用するためのソリューション。「Lentrance」に搭載された教科書・教材等の様々なコンテンツ利用における学習履歴データの分析・活用が可能となる。
■様々な学習の傾向分析や学習計画立案を実現
第1段階として、学習者・指導者・教育コンテンツホルダーに対して学習履歴データを可視化するためのダッシュボードを提供。基礎集計的なデータの可視化だけでなく、柔軟に分析し、様々な学習の傾向分析や学習計画立案、指導への活用を実現する。
■先行開発版で得られた知見を順次製品版に反映
「Lentrance Analytics」の先行開発版は、すでに実証研究用として提供しており、東京・港区の小中学校などで運用されている。自治体や各関係者の協力のもとで実施した実証研究で得られた知見は、順次製品版に反映されている。
■対面授業でもオンライン授業でも利用できる
「Lentrance」および「Lentrance Analytics」はパブリッククラウド対応の学習用ICTプラットフォーム。アカウント情報に個人の設定やデータが連動しており、BYOD方式での利用にも対応している。そのため、学校における「対面授業」「オンライン授業」「対面授業とオンライン授業の併用」など、すべての授業形態で一元的に利用することができる。
■学校の端末が持ち帰れない場合、自宅の端末で学習を継続
新型コロナウイルスへの対策も続く中、児童生徒が学校用の端末を家庭に持ち帰ることができない場合、自宅にある端末を用いて学習を継続することが可能。その際、特別な設定等の準備は必要なく利用できる。