原子力発電環境整備機構(NUMO)ならびにNPO法人企業教育研究会は、教員の研修会や校内研修会を対象に講師の派遣を実施。研修会では、高レベル放射性廃棄物の処分問題や日本のエネルギー問題の現状について講師が説明する。なお、オンラインでの開催も受け付けている。
■エネルギー問題について学び、高レベル放射性廃棄物の処理を考える
持続可能な社会の構築のために、エネルギー問題の解決は必須の課題。エネルギー問題について正しく知り、適切に判断していくための学習が不可欠となる。そして、将来に向けて避けて通ることのできない重要な課題のひとつが、原子力発電により生じ、すでに存在している高レベル放射性廃棄物の処分の問題となる。
■エネルギー環境教育の実施を支援
NUMOは2013年度から全国の学校の教員のエネルギー環境教育の開発・実践を支援する活動を実施。2019年度は、全国各地で行われた総合的な学習の時間、理科、社会科などの授業実践の知見をもとに「高レベル放射性廃棄物の処分問題」を学ぶ基本教材を開発した。
■高レベル放射性廃棄物の処分問題や日本のエネルギー問題を語る
2020年度は、教員の研修会や校内研修会などを対象に、講師の派遣を実施。研修会では高レベル放射性廃棄物の処分問題や日本のエネルギー問題の現状について説明する。また、全国各地で行われているエネルギー環境教育を紹介するほか、開発した基本教材も体験できる。 なお、研修会はオンライン開催も受け付けている。
<「エネルギー環境教育・教職員向け研修会」講師派遣 概要>
実施期間:2020年10月~2021年3月18日(木)
対象:学校の教員の研修会や、校内研修会(小学校・中学校・高等学校)
時間:60分~120分(それ以外の時間でも可能。要相談)
内容:「高レベル放射性廃棄物の処分問題を学ぶ基本教材」を活用した模擬授業(50分)
(総合的な学習の時間、理科、社会科などの授業プログラムを紹介)
※オプションとして、以下の内容も追加可能
・高レベル放射性廃棄物の処分問題についての概要説明
・カリキュラム・マネジメントとエネルギー環境教育
・持続可能な開発目標(SDGs)とエネルギー環境教育
・「地層処分ってなんだろう? ジオ・サーチゲーム」の体験
・NUMO職員による高レベル放射性廃棄物の処分問題についての紹介
費用:無料
講師:NUMO職員およびNPO法人企業教育研究会
申し込み:以下のWebサイトの「応募する」から申し込む