東京学芸大学附属世田谷小学校では、久保賢太郎教諭、庄司佳世教諭、大澤俊介教諭を中心にコンソーシアム「ASOBITECH」を発足し、小学6年生の理科の授業でVRを活用した検証授業を実施した。
■授業にVRを活用しテストの正答率などを分析
今回の検証では、AVR Japanの協力により、VRを活用した授業を実施。授業後には実施したテストの正答率や記述内容を基に、VRが児童の学習にどのような影響を与えるのかを分析し、その結果を資料にまとめた。
■VRを使うことで心臓の働きを理解
授業ではVRを使って、児童が心臓の働きなどを観察。授業後に行ったテストの結果では「心臓の弁の動き」や「心臓の動き」を問う問題において、VRを使ったグループと使わなかったグループを比較した際、正答率に顕著な差が見られた。