Kaienは教育ブランド「TEENS」を通じて、発達障害児向けオンラインプログラム「ウェブTEENS」の提供を2月1日(月)から開始した。発達障害児向け定額制オンラインSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)サービスは国内で初となる。
■数百のコンテンツで構成
株式会社Kaienが提供するオンラインプログラムは認知機能トレーニングから仕事体験まで数百のコンテンツから構成。対象は未就学児から高校生までとなり、スマートフォンやPCでライブセッションが受けられるほか、個別セッションや家族向けのコンテンツも充実している。
■セミナー形式で療育を体験できる
ウェブTEENSは聴者参加型のセミナー形式で療育を提供。顔を出さずにチャットや投票機能を使って参加できるため、安全な環境で主体的に学んでいくことができる。定額で参加できるプログラムは以下の通り。
・平日プログラム【ライブ】
認知機能向上のためのトレーニング、ライフスキル講座、キャリアデザイン講座、MOS対策講座などの多彩なプログラムを毎日3チャンネル、視聴者参加型セミナー形式で配信。
・週末プログラム【お仕事体験】
職業を疑似体験しながら仕事に対する理解を深めていく『お仕事体験』を毎週日曜日に開催。事務職コース、専門職コースなど選択が可能。
<オンラインSSTサービス 概要>
サービス名:ウェブTEENS
サービス種類:発達障害児向けオンラインSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)
サービス対象:発達障害・グレーゾーンの小中高生
(一部、家族向けや未就学向けのコンテンツ有)
サービス開始:2021年2月1日(月)から
コンテンツ内容:認知機能トレーニング、SST、お仕事体験、キャリアデザイン講座など
月額料金:9800円(消税別)
詳細・申し込み: https://www.teensmoon.com/about/webteens/
<プログラム監修 どんぐり発達クリニック院長 宮尾益知氏 コメント>
発達障害とは、子供が発達していく過程のどこかに問題が生じてくることを指します。 さらに、精神病的な症状ではなく、認知に問題があり、生活・学習上に問題を生じている状態と考えればわかりやすいと思います。
こうした子供たちには、認知機能や社会性に着目したトレーニングが不可欠です。専門のプログラムに参加しながら自尊心を高め、社会生活を送るために大切なセルフコントロールの力を伸ばす機会にしてください。