人の行動や動作を監視カメラの映像から分析・数値化する「不審者検知ソリューション」が5Gパートナーソリューションとして2021年1月20日(水)から提供を開始した。
■監視カメラの映像から不審な行動を起こす可能性のある人を検知
NTTドコモは富士通が提供する「不審者検知ソリューション」の提供を開始。人の行動や動作(特有の振動パターンなど)を監視カメラの映像から分析・数値化。その結果をもとに、不審な行動を起こす可能性のある人物を検知する。これにより、重大事故や犯罪の発生を未然に防ぐ。
■特有の振動パターンで不審行動を検知
大きな特長として、人が発する特有の振動パターンに基づいて不審行動を検知。不審行動パターンのような教師データを事前に登録する必要がなく、新規利用や更新時の教師データの開発・登録コストが不要となる。
■常に行動を監視する手間を軽減
従来の監視カメラや人による警備では、常時監視をしていなければ犯罪行動への即時の対応は難しく、行為を未然に防ぐにはその予兆を見抜く高度なスキルが必要とされた。本ソリューションはそうした課題を、不審行動を事前に検知するシステムによって解決する。また、既に導入済みの監視システムのカメラがある場合、そのまま活用することも可能(一部機種を除く)。
■5Gと組み合わせることで安定した無線接続を実現
ドコモから本ソリューションを提供するにあたり、5Gと組み合わせた提供も可能。5Gと組み合わせることで、高精細な映像伝送とそれによる検知精度の向上および、安定した無線接続を実現する。
■安価なトライアルプランも提供
利用プランとしては、システムライセンスを買い取るプランに加えて、最大2か月間、本ソリューションを安価に試せるトライアルプランも提供する。