2種類のゲームにより、言語性ワーキングメモリと視空間性ワーキングメモリのうち、子供の得意な方を見つけることができる「簡易版HUCRoW(フクロウ)」が2021年1月から提供を開始した。
■ゲームで子供のワーキングメモリの特性がわかる
一般社団法人ワーキングメモリ教育推進協会の湯澤正通代表理事が開発した「簡易版HUCRoW」は、PCやスマートフォンから2種類のゲームに取り組むことで子供のワーキングメモリの特性がわかるようになっている。
■その子供に合ったアプローチを見つける
漢字を覚える際、その子に合うアプローチで指導・支援をすることで、スムースに学習を進めることができる。例えば「受」という漢字を覚える際、言語性が強い子どもは「ノツワマタのうけつけ」のように音声情報と共に覚えるというアプローチをとる。「簡易版HUCRoW」を通して「図などでとらえる(視空間性)」「音声などでとらえる(言語性)」など得意なアプローチを見つけることを目的としている。
■「HUCRoW」は2021年4月よりサービス開始予定
「簡易版HUCRoW」より、詳細な子供の学びの特性を見出すことができる「HUCRoW」については現在準備を進めている。2021年4月よりサービス開始(有料)を予定している。
<簡易版HUCRoW 概要>
対象:新小学1年生(現年長児)
利用可能期間:2021年1月~
所要時間:約30分
利用方法;以下の専用サイトにアクセスし、IDなどを自身で入力。結果は登録されたメールアドレスに転送され、結果に合う学習のアドバイスなどの情報も無料で提供される。