毎日パソコン入力コンクールの新部門として情報活用能力を育てるプログラミング部門を新設。2月18日(木)まで無料アプリによるトライアルを実施している。
■中学生を対象にプログラミング部門を新設
日本パソコン能力検定委員会はタッチタイピングの速さや正確性を競う全国規模の「毎日パソコン入力コンクール」を開催。新たに設置される「プログラミング部門」は、中学生を対象として、情報活用をテーマにしている。
■情報活用能力を養う
「プログラミング部門」は、情報モラルの必要性について考え、あわせて情報化が社会や生活に及ぼす影響を体験的に学ぶことが目的。 また、スピードが必要な情報ネットワーク社会に対応するため「課題にもとづいて適切に発信ができる力」を学習を通して養う。
■ユーザーIDとパスワードでサインイン
毎日パソコン入力コンクールの第20回大会(2020年度)で発行された、ユーザーIDを持っている人はパスワードでサインインして、プログラミング部門トライアルに参加できる。初めての人は以下のWebサイトでユーザー登録をしてから、次のWebサイトでサインインをして参加する。
<オリジナル学習アプリの特徴>
・プログラミングが初めての生徒でも無理なく取り組めるやさしいインターフェイス
・教科の枠組みの中で、分かりやすくプログラミングの流れが学べる内容
・学校のPCやネット環境に配慮し、だれでも使えるWebアプリ
・ネットワークを活用した双方向性のあるコンテンツのプログラミング
・教員用の管理センターで、生徒たちの学習進捗確認
<カリキュラムの特徴>
1.授業時数6〜8時間で学習できる。
2.学習、演習、課題をこなしながら、論理的思考力を養う。
3.自動採点機能により教員の負担を軽減し、評価にも利用できる。
4.データベースの編集を扱うなど、情報活用スキルが実践的に身につく。
<学習内容>
①プログラミングについて
【学習】1-1.簡単なプログラムの書き方
【演習】1-2.計算をするプログラムを書く1
【学習】1-3.計算をするプログラムを書く2
【演習】1-4.計算をするプログラムを書く2
【学習】1-5.反復処理の書き方
【演習】1-6.反復処理のプログラム
【学習】1-7.分岐処理の書き方
【演習】1-8.分岐処理で、おみくじを作成する
【学習】1-9.プログラムの構造と表現
【学習】1-10.反復・分岐処理のアクティビティ図
②コンテンツ
【学習】2-1.コンテンツとは
【学習】2-2.双方向性のあるコンテンツとは
【学習】2-3.ネットワーク活用・双方向性のあるコンテンツ1
【演習】2-4.ネットワーク活用・双方向性のあるコンテンツ2
③チャットボットについて
【学習】3-1.チャットボットとは
【演習】3-2.チャットボットを使ってみよう
④チャットボットをつくろう
【学習】4-1.チャットボットが動く仕組み
【学習】4-2.シナリオについて
【演習】4-3.学校紹介ボットをつくろう:シナリオレベル1
【学習】4-4.レベル2のシナリオについて
【演習】4-5.学校紹介ボットをつくろう:シナリオレベル2
【学習】4-6.レベル3のシナリオについて1
【学習】4-7.レベル3のシナリオについて2
【演習】4-8.学校紹介ボットをつくろう:シナリオレベル3
【演習】4-9.学校紹介ボットをつくろう:シナリオを仕上げよう
【学習】4-10.学校紹介ボット:チャットボットの限定公開
【演習】4-11.学校紹介ボット:チャットボットを公開しよう
⑤チャットボットで問題解決
【学習】5-1.問題解決をするチャットアプリをつくろう
【学習】5-2.コンテンツの目的
【課題】5-3.シナリオを修正・削除・追加する
【課題】5-4.チャットボットの限定公開