「『私の数学のイメージ』表現コンクール」は、国内外の中等教育段階の生徒を対象に数学のイメージに関する作品を3月1日(月)まで募集。「数学と社会のつながり」をテーマに、数学を自由に表現したポスターや動画を募集し、優秀作品を3月14日(日)の「国際数学の日」に公式HPで公開する。
■3月14日の「国際数学の日」を記念して開催
日本数学検定協会とSDGsプラットフォームは、「『私の数学のイメージ』表現コンクール」を共同で初開催し、テーマに沿ったポスターや動画の作品を募集する。本コンクールは、2019年にユネスコが3月14日を「国際数学の日」と定めたことを記念して企画。国内外の中等教育段階の生徒が「社会と数学のつながり」の理解を深め、数学への興味関心や学習意欲を向上させることを目的に開催する。
■数学を自由な発想・アイデアで表現
「社会と数学のつながり」をテーマに、数学を自由な発想・アイデアで表現したポスター(絵・図・写真)または動画を募集。具体的には、自分の生活や人生、自分の周りの社会や数学との関係性をテーマに、幅広い視野に立って自由に表現する。
■国を超えた若者の知恵の交換となることを目指して
本コンクールの開催目的は、国内外の中等教育段階の生徒が、「数学と社会のつながり」の理解を深め、数学への興味関心や学習意欲向上のきっかけにすること。また、優秀作品をインターネット上で全世界に公表することで、国を超えた若者の知恵の交換と異文化交流のきっかけとなることを目指す。
<『私の数学のイメージ』表現コンクール 概要>
名称:ユネスコ国際数学の日制定記念「『私の数学のイメージ』表現コンクール」
主催:一般社団法人SDGsプラットフォーム/公益財団法人日本数学検定協会
協力:カシオ計算機株式会社
募集内容:以下の5つのテーマで、ポスターまたは動画で表現した作品を募集
○私(たち)にとって「数学とは」
○私(たち)の「生活の中」の数学
○私(たち)の将来なりたい職業と数学との関係
○私(たち)の地域や、国、世界の中の様々な課題を数学で解決するアイデア
○数学に興味関心が低い同世代の人たちに、数学に興味を持ってもらうためのPR
※ポスターのサイズは自由だが、最低でもA4判程度で見やすいものが望ましい
※動画は1分以内。
応募資格:国内外の中学校、高等学校、中等教育学校、高等専修学校(専修学校高等課程)の生徒および高等専門学校の1~3年次の生徒
応募締切:2021年3月1日(月)
応募方法:作品の応募方法については2021年1月中に告知
審査:事務局による第1次審査と審査員による第2次審査により優秀作品を決定。
審査員:
生重幸恵(特定非営利活動法人 スクール・アドバイス・ネットワーク理事長、一般社団法人キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会代表理事、前・文部科学省中央教育審議会委員)
小巻亜矢(株式会社サンリオエンターテイメント 代表取締役、一般社団法人SDGsプラットフォーム 代表理事)
佐藤真久(東京都市大学大学院 環境情報学研究科 教授)
篠崎菜穂子(元数学教員、フリーアナウンサーの傍ら数学の普及啓発活動に従事)
清水静海(公益財団法人 日本数学検定協会 理事長、帝京大学大学院 教職研究科長・教授、公益社団法人 日本数学教育学会 名誉会長) ※以上 五十音順、敬称略
表彰:優秀賞30点(予定)/賞状、記念品
結果発表:2021年3月14日(日)「国際数学の日」(予定)