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ICTを活用して障害児の学習や生活を支援「魔法のプロジェクト2021~魔法のMeasure~」実践研究の協力校を募集

2021年1月22日

ICTを活用して障害児の学習・生活支援を行う実践研究プロジェクト「魔法のプロジェクト2021 ~魔法のMeasure~」の協力校を、1月20日から4月9日まで募集する。


■特別支援学校などにICT機器を1年間無償で貸し出し

東京大学先端科学技術研究センターとソフトバンクが実施する「魔法のプロジェクト」は、特別支援学校や特別支援学級、通常学級に所属する児童生徒や教員に、タブレットや人型ロボット「Pepper」、スマートスピーカー、電子書籍リーダーなどのICT機器を1年間無償で貸し出す。学校や家庭でICTを活用し、その実践事例を研究・公開することで、障害児の学習・生活支援を促進することを目的としている。

 


■遠隔でのセミナーやスーパーバイザーによる指導・助言を強化

2009年度から開始した「魔法のプロジェクト」では、これまでに延べ約700校が実践研究に協力。12年目となる2021年度は、過去11年のプロジェクトの成果を生かしながら、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う対応として、遠隔でのセミナーおよびスーパーバイザーによる指導・助言を強化して実施する。

 


■スーパービジョン(指導・助言)制の導入

「魔法のプロジェクト」で実践研究を重ね、ICTを活用した学習・生活支援に豊富な経験を持つ教員などが、スーパーバイザーとして指導や助言を行う仕組みを導入。研修セミナーおよび指導・助言は遠隔会議システムを活用して参加することができ、研修セミナーの動画の視聴や内容の確認が可能。

 


■テーマ別研究会の設置

2021年度は「理解と定着のためのノートテイク」「知的障がいのある子の金銭管理」「社会生活のための自立した移動」「肢体不自由でテクノロジー機器の操作や活用が難しい子どものアクセシビリティ確保」の4つのテーマ別の研究会に継続して取り組む。なお、協力校の教員は任意で参加が可能。

 


■自治体が複数校を取りまとめて応募することが可能に

学校単位ではなく、教育委員会などの自治体が複数校を取りまとめて応募することが可能。これにより、自治体主導で専門性の高い教員が育成され、特別支援教育の質がさらに向上することが期待される。

 


<募集概要>

応募資格:

①日本国内の特別支援学校、小中学校・高等学校の特別支援学級、小中学校および高等学校でインクルーシブ教育もしくは発達障害の指導に取り組む学級および教育委員会、障害者職業能力開発校、障害者職業訓練校、障害者能力開発校

 

②特別支援教育の分野で臨床研究を行う大学および大学院(臨床研究を行う大学生または大学院生と、その研究対象者に携帯情報端末を貸し出す)

 

募集期間:2021120日~49

応募方法・詳細:「魔法のプロジェクト」のWebサイトで確認。

選考結果:20214月中旬までに、各応募者へ通知。

実践研究期間:202141日~2022331日(1年間)

 

魔法のプロジェクト

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