国立科学博物館は凸版印刷と協力し、オンライン上で恐竜の骨格を360度閲覧できるVRコンテンツ特設サイト「ディノ・ネット デジタル恐竜展示室」を1月19日(火)から無料で公開している。また、恐竜博士たちが行うオンライン講座を、2月6日(土)、13日(土)、20日(土)、27日(土)の全4回にわたって有料で配信する。
■4体の恐竜骨格標本がVRに
国立科学博物館と凸版印刷は、2013年より同館が所蔵するティラノサウルスやトリケラトプスなど恐竜の骨格標本の立体形状計測データをもとにVRコンテンツ化した『V×Rダイナソー®』を開発。今回は、これに加えて新たにアロサウルスとパキケファロサウルスの2体の恐竜のデジタルデータをVRコンテンツとして開発した。
■4館の恐竜化石標本が一堂に
また、国立科学博物館に加え、北海道大学総合博物館、群馬県立自然史博物館、むかわ町穂別博物館の全4館所蔵の恐竜化石標本が一堂に会するという、実際の展示室では実現しないオンラインならではの貴重なコンテンツとなる。
■全国の自然系博物館のデジタルデータを相互提供
今後は、オンラインを通じた全国の自然系博物館とのデジタルデータの相互提供をはじめとし、所蔵館の研究者が相互に参加するオンライン講座の開設など、地域博物館とのネットワークを構築し、博物館を核とした地域活性化の施策を展開する。
<ディノ・ネット デジタル恐竜展示室 概要>
イベント名:ディノ・ネット デジタル恐竜展示室
主催:国立科学博物館、凸版印刷株式会社
特設サイト(無料) https://dino-net.jp/
オンライン講座(有料):
第1回:2021年2月6日(土) むかわ町穂別博物館・北海道博物館
第2回:2021年2月13日(土) 群馬県立自然史博物館
第3回:2021年2月20日(土) 北海道大学総合博物館
第4回:2021年2月27日(土) 国立科学博物館
※都合により開催が中止になる場合がある。
チケット販売:イープラス https://eplus.jp/dino-netdigital/