立正大学は2021年4月に9番目の学部となる「データサイエンス学部」を熊谷キャンパスに開設。価値創造に貢献する人材を育成する。
■データサイエンティストを育成する
データサイエンス学部は、「キャリアにつながる」をキーワードに、データサイエンスのさまざまな分野での実績を持つ教授陣による授業を展開。企業や組織との連携によるインターンシップやフィールドワークなど、実践的な学びからなるカリキュラムでデータサイエンティストを育成する。
■データサイエンスの力を身につけられるカリキュラム
「専門基礎科目群」でデータサイエンスの学びの土台をつくり、「データサイエンス基礎科目・発展科目群」では、データサイエンティストとしての能力を身につける。その上で、ビジネス、社会・観光、スポーツ分野などに応用する力を「価値創造基礎・発展科目群」で培い、さらに実践的なインターンシップやフィールドワークなどを通じて「データサイエンス×価値創造」を実践していく力を養う。
■企業や組織と連携してフィールドワークなどを実施
実際にデータを用いたビジネスモデルを展開している企業や組織と連携したインターンシップやフィールドワークを実施。それにより、課題の発見とそれに対する解決策を学生が主体的に提案していくなど、社会や経済の諸課題への対応力を養う。
■実績のある専任教員が指導
官公庁、スポーツ、ビジネス、観光などの各分野で実績のある25名の専任教員が指導にあたる。また、立正大学が培った豊富なアクティブ・ラーニングによる授業展開やeラーニングシステム、学生一人ひとりに貸与されるノートPCなど、学生の学びを支える環境を整えていく。
■卒業生が連携できる場を用意
データサイエンスの速い技術進歩に対応するため、卒業生が大学に戻って情報交換や新知識習得の機会や最新情報が提供される場を用意、また卒業生や連携先からのフィードバックを得て教育内容をダイナミックに変化させるなど、卒業生とのネットワークを活かした教育・研究体制の構築を目指す。
<データサイエンス学部学部長就任予定者 北村行伸氏 メッセージ>
「本学部では実社会で必要とされるデータサイエンティストを育てることを目標にしています。立正大学では生涯にわたってデータサイエンティストとして活躍できる、基礎的分析能力と応用展開能力を徹底的に身に着けるカリキュラムを用意しています。データに基づいて問題を設定し、データを使って問題を解決していく姿勢を身につけ、新しい状況・問題に果敢に挑戦していく人材を供給していきたいと思っています」
【データサイエンス学部 概要】
学部学科名称:データサイエンス学部データサイエンス学科
開設時期:2021年4月
定員:240名
学位:学士(データサイエンス学)
キャンパス:立正大学熊谷キャンパス(埼玉県熊谷市万吉1700)