自宅でPCなどからオンライン試験で受験できる「2020年美術検定」。4級は通年開催され、3級・2級・1級は11月2日(月)まで申込を受付中。
■あなたの「みる力」をステップアップ
一般社団法人美術検定協会が主催する「2020年美術検定」は、あなたの「みる力」をステップアップさせる。通年開催されている4級オンライン試験は、すでに約300名が合格している。3級・2級・1級のオンライン試験は11月7日(土)・8日(日)に開催され、11月2日(月)まで申込を受け付けている。
■大学の総合型選抜では「美術検定」の優遇措置も実施
「美術検定」は、作家や作品、時代の流れなど美術に関する基本的な知識を持って、美術館や展覧会をもっと楽しみたい人や、美術の知識に関する資格として高校・大学への進学や就職に活かしたい人におすすめ。複数の大学の総合型選抜などにおける入試では、優遇措置が実施されている。
■これまで約4万人が受験
2003年から開催された前身の「アートナビゲーター検定」から数えると、延べ約4万人が受験し、2020年で17回目の開催を迎える。受験者データで見ると10代から70代まで幅広い世代が受験している。
■合格した著名人の声を紹介
各級の申込ページでは、過去に美術検定に合格した著名人の声を紹介。加治まやさん(モデル・ライター)、西条美咲さん(女優・モデル)、佐藤尚之さん(コミュニケーション・ディレクター)、辻凌志朗さん(俳優)、福本ヒデさん(タレント)、ユリオカ超特Qさん(タレント)など、どんな人が、どんなきっかけで、どんな勉強方法で、美術検定合格を勝ち取ったのか、受験者を後押しする内容を掲載している。
<試験概要>
4級:西洋美術・日本美術の基礎知識として代表的な作品や作家を知る。
3級:西洋美術・日本美術の基礎知識に加え、動向や形式など美術史に関わる概念を理解し、歴史的な流れを知る。
2級:美術に関する幅広い知識を持ち、美術史に関わる様々な概念を理解する。また美術鑑賞の場の役割や現状を理解する。
1級(アートナビゲーター):美術に関する幅広い知識・情報をもとに、美術作品や美術をめぐる動向について自身で解釈・思考ができる。さらに他者に対し、作品のより深い理解へ導くための具体的なナビゲート(道案内)の方法や手段を考えることができる。
【2020年美術検定(3級・2級・1級オンライン試験)】
試験実施:2020年11月7日(土)・8日(日)
申込期間:11月2日(月)18:00まで*。
※受験料の支払方法が銀行振込の場合は10月30日(金)18:00まで。
受験資格:3級・2級は誰でも受験可能。1級は2級取得者のみ。
出題形式:3級・2級は選択式。1級は選択式および記述式。
受験料(税込):3級6110円 2級7950円 1級9990円
【美術検定4級オンライン試験】※通年開催
受験資格:誰でも受験可能
出題形式:選択式
受験料:3970円