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2020年度ロボコンチーム支援プログラムで支援する5チームが決定~三重大学、愛知県立大学、岐阜大学、群馬高専、三重県立四日市工業高校

2020年9月18日

次世代ロボットエンジニア支援機構は、ロボットコンテストに出場するチームの支援を実施。2020年度ロボコンチーム支援プログラム(STEP2020)で公募した中から、5チームの支援を9月17日に決定した。


■ロボコンに出場する学生や子供たちのチームを支援

ロボコンチーム支援プログラム(STEP2020)は、公募でロボコンに出場する学生や子供たちのチームを支援するもの。ロボコンチームに特化し、コントテストをまたいで支援するプログラムは日本初の試みとなる。なお、ロボットコンテストの定義は応募するチームに任される。

 


■5チームに希望する物品を提供

今回は81日から28日まで募集が行われ、厳正なる審査の結果、三重大学、愛知県立大学、岐阜大学、群馬高専、三重県立四日市工業高校の5チームの支援が決定。選出されたチームにはチームが希望する物品(最大5万円分)が提供される。

 


<採択チーム紹介>


◆チーム1 三重大学 NHK学生ロボコン出場チーム「M³RC」

三重大学M³RC(エムキューブアールシー)は、主にNHK学生ロボコンに出場しているチーム。NHK学生ロボコンは毎年変わる課題に対してロボットを製作し、その技術力や独創力、チームワークを競う大会。M³RCはメンバーや資金不足などを抱えながらも、ロボット開発の効率化・コスト削減といったチームで、大会では大きな結果を残してきた。現在も課題の解決に努め、大会での上位入賞を目指す。


◆チーム2 愛知県立大学 ロボカップサッカー小型リーグ出場チーム「RoboDragons」

愛知県立大学RoboDragons(ロボドラゴンズ)は、ロボカップサッカー小型リーグに出場しているチーム。ロボカップは2050年までにW杯チャンピオンチームにロボットのチームが勝つという究極の目標に向かって研究を進めるプロジェクト。RoboDragonsは国内大会で連続して優勝を収め、世界大会でも上位入賞している強豪チーム。国内外大会で新しい技術を取り込み、目標に向かって開発を進めている。


◆チーム3 岐阜大学 NHK学生ロボコン出場チーム「岐阜大学ロボコンサークル」

岐阜大学ロボコンサークルは主にNHK学生ロボコンに出場しているチーム。NHK学生ロボコンは、ものづくりの楽しさを肌で感じ、大学の講義では得られない経験ができる大会。ここ数年はビデオ審査で敗退する結果となっているが、着実に技術力やノウハウを蓄積し、今後の結果につなげるための取組を実施している。


◆チーム4 群馬高専 高専ロボコン出場チーム「群馬高専BチームGrus」

群馬高専Bチーム Grusは、主にアイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテストに出場。高専ロボコンは毎年変わる課題に対して全国の高専生がアイデアを駆使してロボットを製作する大会。群馬高専は全国大会ベスト8や地区大会でアイデア賞を受賞するなどの成果を残してきたが、昨年は初戦敗退という悔しい結果に終わった。昨年の結果を受け止め、チームメンバー一丸となって、今年のロボコンに挑む。


◆チーム5 四日市工業高等学校 ロボット相撲出場チーム「メカトロニクス部」

三重県立四日市工業高等学校メカトロニクス部は、ロボット相撲大会やロボットアメリカンフットボール大会に出場しているチーム。ロボット相撲は2台のロボットが相手を押し合い、土俵外に押し出すと勝利となる競技。ロボットアメリカンフットボールは1チーム5台のロボットが互いの陣地にボールを運び、その得点を競う競技。各競技において上位入賞するなど大きな成果を残してきたが、今後も上位入賞を目指す。

2020年度ロボコンチーム支援プログラム採択チーム決定

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