プログラミング教育のためのデジタル教材開発を行うタイムソフト合同会社が、小学校全学年の一斉授業を可能にするプログラミング教材集「パピスタ教科シリーズ」を12月に発売します。
「パピスタ教科シリーズ」は、プログラミング教育のためのSTEAM教育用教材「パピィタウン Part1」に続き開発されたものです。
2020年度から、いよいよ小学校では「プログラミング教育」が全面実施されます。
学校現場では、「指導できる人材不足」「ICT環境が整っていない」「予算がとれない」など、本番実施に向け対応に苦慮しているのが実情です。
タイムソフト合同会社には、総務省の委託事業「2017年度『若年層に対するプログラミング教育の普及推進』」「2018年度『地域ICTクラブ普及推進事業』」や校内研修講師等での経験があり、このような開発に取り組んできました。
PC教室でのScratchを使用した一斉授業、年間計画に組み入れた全校での実施、経験の少ない教師でもPPT(パワーポイント)で授業ができる仕組み、予算の確保が「パピスタ教科シリーズ」のみで負担が少ないといった条件のもと、モデルカリキュラムを設定、プログラミング教育の分類ごとの「教師用PPTプレゼン+児童用Scratch教材」の教材セットが開発されました。
パピスタ教科シリーズは、文部科学省プログラミングに関する学習活動の分類ごとに、小学校の教科と連携してプログラミングが学べ、全学年で年間を通しカリキュラムに組み込める内容が包括されているのが特徴です。
また、児童がプログラミングに興味をもてるよう、キャラクターがキーボードやマウスの操作に反応してイベントが起こるような工夫や、指導者用プレゼンでの効果音やアニメーションの効果的な使用で、楽しい授業の実践ができるようになっています。
また、購入した学校で使用するパソコンに台数を問わずインストールが可能なため、リーズナブルです。