経済産業省のEdTech導入補助金に採択されたことで、アダプティブ学習サービス「やるKey」とオンライン英語学習サイト「EnglishCentral」が10自治体68校に導入される。
■2021年4月「やるkey」の機能が進化
小学生向けのアダプティブ学習サービス「やるKey」は、凸版印刷が全国の延べ40以上の自治体に提供してきた。今回のEdtech導入補助金により、さらに全国10自治体の小学校68校での導入が決定した。なお、「やるKey」は 2021年4月からは機能を進化させ、対応教科を大幅に拡張した新しいICT学習サービス「navima」を提供する予定。
■子供が主役の学びを実現
「navima」は、子供が「主役」の学びを実現するデジタル教材プラットフォーム。一人ひとりが自分に合った学びを見つけ、自分のペースで学びを進めることができる。教科は、算数/数学・国語(読解・漢字)・理科・社会に加え、英語の追加も予定し、主要5教科に対応する予定。
「navima」公式サイト:
■動画コンテンツとオンライン英会話を組み合わせたサービスを提供
オンライン英語学習サイト「EnglishCentral」は、英語学習の基本である「聞く」「読む」「話す」が効果的に学習できるよう、アメリカで開発されたサービス。1万4000本を超える動画コンテンツとオンライン英会話を組み合わせた数少ない総合英語学習サービスで、音声認識テクノロジーによる発音診断により日本人が苦手意識を持つ発音練習を効果的に行うことができる。
■教育イノベーションの普及を後押し
今回、採択されたEdTech導入補助金は、EdTechソフトウェアやITを活用した教育サービスの学校等教育機関への導入実証を行う事業を実施するものに対して事業費や諸経費など必要な経費の一部補助を行うもの。これにより、学校や教育委員会と教育産業の協力による教育イノベーションの全国的な普及を後押しすることを目的としている。