東京都教育委員会は9月22日より、日本語指導が必要な子供や不登校の子供たちの居場所・学びの場として「バーチャル・ラーニング・プラットフォーム」を8自治体(新宿区、墨田区、渋谷区、中野区、杉並区、八王子市、狛江市、多摩市)において順次展開する。
本プラットフォームでは、3D空間の中でアバターを使い、友達や支援員等と交流や学習ができる。
新宿区では本プラットフォームを2022年度からデモ運用しており、それを踏まえてこのほど改善・充実した。
主な改善点は次。
▼仮想空間を2Dから3Dに変更
▼アバターの種類を充実
▼AIドリルや日本語学習ツールなど複数種類の学習コンテンツを追加
▼仮想空間上での謎解きイベント等オンラインイベントの実施
▼学びのセーフティネット事業(※)に参加している都立高校生へも支援を拡大
(※学びのセーフティネット事業)東京都教育委員会の委託を受けた若者支援NPO が、都内4か所の拠点で都立高校への再入学や高校卒業資格取得のための勉強の手伝いを行う事業
本プラットフォーム構築は、JMC(事業プロモーター)、大日本印刷株式会社、レノボ・ジャパンが連携して行っている。