「子ども読書の日」となる4月23日、東京・渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センターで、「平成31年度子どもの読書活動推進フォーラム」が開催されました。(主催:文部科学省、国立青少年教育振興機構)
このフォーラムは4月23日の「子ども読書の日」を記念して毎年開催されているものです。文部科学省が平成14年度から実施している、読書活動推進で優れた取組等を行っている学校、図書館、団体(個人)を表彰する「子供の読書活動優秀実践校・図書館・団体(個人)の文部科学大臣表彰の表彰式が行われました。
文部科学大臣表彰代表受賞者による事例発表と対談も行われました。登壇者は優秀実践校の北海道・北海道札幌南高等学校、優秀実践図書館の静岡県・函南町立図書館、優秀実践団体の岩手県・おはなしぱちぱち。川村学園女子大学教育学部の田中孝一教授がコーディネーターを務めました。
(事例発表については、教育家庭新聞に後日掲載予定)
また絵本作家の長谷川義史氏が、「絵本でこどもたちを元気に!」をテーマに特別講演を行いました。長谷川氏の絵本デビュー作の「おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん」(BL出版)をはじめ、最新作「おいせまいり わんころう」(ブロンズ新社)、小学校で都道府県名を覚える際にも人気の「だじゃれ日本一周」を読んだり、筆で絵を描きながらストーリーが展開する楽しいライブショーに、会場が沸きました。
【平成31年度の文部科学大臣表彰】
今年度の受賞は、①子供の読書活動優秀実践校…小学校79校、中学校25校、高等学校28校、特別支援学校2校、中等教育学校等4校の計138校、②子供の読書活動優秀実践図書館は47館、③子供の読書活動優秀実践団体(個人)は50団体、個人6名。合計241件でした。
詳細=文部科学省ホームページ