AFS日本協会の、高校生を対象とした交換留学「年間派遣プログラム」の募集が4月15日より始まりました。2020年出発のプログラムでは、37カ国・地域に旅立つ395名の参加生を募集します。一般選考については、A日程が5月23日申込締切、6月9日選考、B日程が6月27日申込締切、7月14日選考となっています。選考会場は全国約20会場で行われます。
留学期間は2020年〜2021年の一学年間で、留学先により出発・帰国時期が異なります。応募できる国は、アジア・北米・中南米・欧州・オセアニアの計37カ国・地域、留学先の国は希望できますが、地域や学校を選択することはできません。出願可能な年齢は出発時に高校生となる中学3年生から高校2年生(一部高校3年生)まで。異文化への興味・関心が高く、応募時点で学業成績が中程度以上、学校長推薦が受けられることなどが条件です。
参加生は、留学先でボランティア(無償)のホストファミリーに迎えられ、家族の一員として暮らします。現地で暮らす人々の考え方、習慣、その背景を最も身近に感じられるこの方法は、「その家のこども」として家庭に入ることができる10代の特権です。また、参加生はプログラム期間を通して地域の高校へ通学します。現地の高校生と同じ授業に参加し、同世代の仲間との友情を育みながら、多様な視点を取り入れて進路を検討していきます。
プログラム期間中、現地のボランティアが相談役となり、体験をより実りあるものに昇華できるよう伴走します。こうした地域釈迦に密着した体験型学習は、他者の視点や世界観を理解できる力、異なる文化の人々と効果的な交流ができる力などの「グローバル・コンピテンス」を育むのに有効であることが、留学した多くの先輩たちによって語られています。
4月下旬から、各地で説明会が開催されます。留学体験者の体験パネルディスカッション、選考方法、個別相談会などが行われる予定です。留学に興味のある中高生や、留学を生徒に勧めたい学校関係者など、まずは参加してみてはいかがでしょうか。