ソフトバンクと東京大学先端科学技術研究センターは、ICTを活用して障がい児の学習・生活支援を行う実践研究プロジェクト「魔法のプロジェクト2020 ~魔法のMedicine(メディスン)~」への協力団体を選考しました。「魔法のプロジェクト」は、タブレットや「Pepper」などを校内での学習の場や、校外での家族とのコミュニケーションなどの生活の場で活用した実践事例を研究・公開することで、障がい児の学習・生活支援を促進するプロジェクトです。
2020年4月から2021年3月までの1年間、地方自治体を含む全国の特別支援学校、特別支援学級および通常学級など69団体に、合計192台のタブレットやスマートフォン、人型ロボット「Pepper」、スマートスピーカー、電子書籍リーダーなどを無償で貸し出し、所属する児童・生徒・学生と教員などの2人1組、計73組に活用してもらいます。
また、2020年度から地方自治体(教育委員会)単位で参加してもらうことが可能となったため、滋賀県の4校・4組、東京都新宿区の2校・3組で行われる実践研究に協力します。
今年度は、過去10年のプロジェクトのノウハウや成果を生かしながら、新たに専門知識を持ったスーパーバイザー(指導者)から指導や助言などを受けられるスーパービジョン(指導・助言)制の導入、テーマ別研究会の開催などにも取り組んでいきます。
過去の事例やセミナーの様子は、「魔法のプロジェクト」公式HPで紹介しています。
障がい児の学習・生活支援を行う「魔法のプロジェクト2020 ~魔法のMedicine~」の協力団体を選考
~地方自治体を含む69団体に合計192台のタブレットやPepperなどを貸し出し~