防衛医科大学校は医学教育部の約1000人の教官・学生がオンライン授業を円滑に行えるよう学習教材のオンデマインド配信およびレポートの共有基盤に、日本オラクル株式会社のクラウド型ファイル共有サービス「Oracle Content and Experience」を導入した。
防衛医科大学校では、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、授業形式の1つとして、統一的なオンライン授業を実施する目的で「Oracle Content and Experience」の利用を5月下旬から開始している。その結果、ファイル容量の制限緩和による動画教材などの提供、コンピュータウイルスの感染防止が可能になるなどのメリットがある。
講義要目に沿ったフォルダにアクセスするだけで自己学習ができる。また、各人のレポート提出も行えるためオンラインで進捗確認が可能となる。また、クラウドの保存領域に余裕があるため、動画教材などの提供が容易。教材を一定期間、保存したままにできるため繰り返し復習ができる。
新型コロナウイルス終息後も、授業の一形態としてオンデマンド型のオンライン授業を継続する。教材の配信、課題レポートの提出など、教官・学生が安全・快適にコンテンツにアクセスできる基盤として「Oracle Content and Experience」を利用する予定。