ICTを活用した授業づくりやアクティブ・ラーニングをテーマとした各種セミナーが、10月29・30日にインテックス大阪の「第5回関西教育ICT展」で行われる。現在、HPのセミナー聴講登録で参加者を受け付けている。
■ICT夢コンテスト受賞者が実践発表
「第5回関西教育ICT展」のセミナーでは、ICT夢コンテストの受賞者による実践発表が2日間で13校から行われる。
10月29日10:50~12:10は、大阪府立西浦支援学校の樋井一宏教諭、甲南高等学校・中学校の村上仙瑞教諭、愛知県知立市立知立中学校の神谷耕一教諭、兵庫県淡路市立津名東小学校の増子知美主幹教諭の4名。
10月29日12:30~14:10は、宝仙学園小学校の吉金佳能教諭、千葉県柏井市立大津ヶ丘第一小学校の井上昇教諭、宝仙学園小学校の中村優希教諭、埼玉県立越谷特別支援学校の中井智也教諭、茨城県つくば市立春日学園義務教育学校の藤原晴佳教諭の5名。
10月30日12:40~14:20は、新宿区立富久小学校の岩本紅葉主任教諭、日本工業大学 先進工学部 情報メディア工学科の山地秀美教授、宇都宮大学教育学部附属小学校の渡邊雅浩教諭、元西南女学院大学 保健福祉学部講師(現非常勤講師)の手嶋英津子氏の4名。
■文部科学省から講師を迎えて
文部科学省関連のセミナーでは、29日13:10~14:10に文部科学省 初等中等教育局 情報教育・外国語教育課課長の今井裕一氏が「教育の情報化の最新動向(仮)」をテーマに、GIGAスクール構想の実現に向けた各種施策や現在の現状と今後の展望について語る。
30日15:40~16:30は文部科学省 初等中等教育局教育課程課 教育課程企画室長の板倉寛氏が「将来の予測が困難な時代において資質・能力の育成を実現するために」をテーマに、withコロナの時代における資質・能力の育成について考える。
■特別パネルディスカッション 4都市の教育長がICTの現状を語る
29日15:00~16:30の特別パネルディスカッションは「4都市教育長が語るGIGAスクールを子どもたちの学びにどう生かすか~withコロナ時代の学びとは~」をテーマに開催。(一社)日本教育情報化振興会の山西潤一会長がコーディネーターを務め、大阪市教育委員会・山本晋次教育長、尼崎市教育委員会・松本眞教育長、奈良市教育委員会・北谷雅人教育長、姫路市教育委員会・松田克彦教育長の4都市教育長が各都市のICT利活用の現状などを語る。
■デジタル教科書活用のメリットを話し合う
デジタル教科書関連では、29日10:30~12:00にパネルディスカッション「学習者用デジタル教科書は紙の教科書を超えられるか?」を開催。放送大学の中川一史教授がコーディネーターとなり、文部科学省 初等中等教育局 教科書課 課長補佐の度會友哉氏、光村図書出版株式会社 ICT事業本部 副本部長の森下耕治氏、東京書籍株式会社 教育文化局 ICT製作部 課長の清遠和弘氏、荒川区日暮里第一小学校の白井一之校長をパネリストに迎えて学習者用デジタル教科書活用のメリットが話し合われる。
■教育関係者必見のパネルディスカッションやセミナー
30日13:30~15:00はパネルディスカッション「九州の先進地から見えるGIGAスクールの先にある学び」をテーマに開催。鹿児島大学大学院の山本朋弘准教授がコーディネーターとなり、鹿児島県教育庁義務教育課長の山本悟氏、熊本県高森町教育員会 審議員兼教育CIO補佐官の古庄泰則氏、佐賀県武雄市教育委員会 学校教育課 新たな学校づくり推進室 新たな学校づくり教育監の徳永貞康氏、福岡県田川市教育委員会 教育長の吉栁啓二氏をパネリストに迎えて、各自治体の教育の情報化について語る。
30日13:50~14:50は東北大学大学院情報科学研究科の堀田龍也教授が「これからの学習指導のインフラとしての教育の情報化」をテーマに語る。
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