鈴鹿サーキットと三重大学が共同開発した校外学習「新学校団体プログラム」が、2018年7月より本格運用開始されています。
三重県鈴鹿市にある鈴鹿サーキットは、 国立大学法人三重大学教育学部の監修によって共同開発を進めてきた「新学校団体プログラム」について、 2018年7月より本格運用を開始しています。
このプログラムは、 文部科学省が告示する「新小学校学習指導要領」に沿って形成された鈴鹿サーキット独自の学習プログラムです。
昨年度は小学5・6年生を対象に12校の試験実施を重ねられ、産学連携に関わる包括協定を締結している三重大学教育学部教授のアドバイスをもとに、改良が加えられてきました。
プログラムでは、『未来のクルマ』を題材として、アクティブ・ラーニング」手法のひとつである「ジグソー学習」を用いて、 各グループのメンバーが「メカニック体験」「デザイナー体験」「モータースポーツ体験」「エネルギー実験」の異なるワークショップの中から興味のあるものを選択します。
ジグソーパズルを解くように課題に取り組むことから「ジグソー学習」といわれる手法ですが、それぞれのワークショップで学んだ知識を持ち寄って、異なる視点から意見交換をすることで、自動車産業や環境についての学びを深めていくため、子ども同士の活発なコミュニケーションを促すこととなります。