追手門学院大学経営学部の学生が9月12日に、大阪府門真市の教員を対象としたプログラミング教育のワークショップを開催する。今年度から小学校で必修となったプログラミング教育の支援として開催。当日は講演やワークショップが行われる。
■コロナ禍で授業準備の時間がとれない教員を支援
追手門学院大学経営学部の学生5人は、今回コロナ禍の影響で十分に授業準備の時間をとることができず、実践方法に悩む教員を支援しようとプログラミング教育のワークショップを企画した。
■市教委と同校ロボット・プログラミング教育推進室がサポート
当日は、同市の小学校教諭12名が参加予定。門真市教育委員会と追手門学院ロボット・プログラミング教育推進室がコーディネーターとして協力して準備を進めている。
■マイクロビットを使った授業を実践
ワークショップでは、小学校の新学習指導要領で例示されているA領域の「LEDを制御して点滅させる理科の授業」をもとに、教育用の小型コンピューターボード「マイクロビット」を用いて豆電球を点灯させる授業を実践する。
■これまでも小学校のプログラミング授業をサポート
追手門学院大学は2017年に門真市と連携協定を締結。それに基づき、同大経営学部では2019年度から同市の小学校で人型ロボット「Pepper」を使ったプログラミング授業をサポートするなどの活動を行ってきた背景がある。
<開催概要>
日時:9月12日(土)10:00~11: 30
会場:追手門学院大手前中高等学校テックラボ
内容:
第1部(講演)「プログラミング教育の必要性について考える」
第2部(ワークショップ)「マイクロビットを用いて豆電球を点灯させよう」
参加者:大阪府門真市の小学校教諭 12人