N高等学校通学コースは、数か月単位でテーマを変えて、課題解決型学習「プロジェクト N」に取り組んでいる。2020年10月7日から12月23日は、農林水産省の協力のもと「SDGs」を農業の視点から考えるプロジェクトに取り組む。
■農業のブランド化の企画提案へ
「プロジェクトN」の「農業遺産のミライプロジェクト」では、日本の農業を未来に継承していくために、農林水産省の協力のもと、一過性ではない、持続的に継承される農業のブランド化の企画提案に挑戦する。
■6 次産業化アイデアを提案
生み出すアイデアは6次産業化をベースとする。生徒たちは、農林水産省から期待された6 次産業化コーディネーターとなり、農業遺産を後世に継承する 6 次産業化アイデアを提案する。提案には、①今できる技術を用いて、②未来の世代に継承させるための、③6次産業化アイデアを企画しているかの 3 点が盛り込まれる。
■未来も続けられるアイデアを企画
現在ある技術か、少なくとも5年後程度に実用化している技術で企画を進める。また、短期的・一過性のプロモーションではなく、未来も続けられるアイデアで、生産から消費までを総合的に企画する。
■「エコプロ Online2020」でLIVEプレゼンテーション
取り組んだ成果は、11 月下旬に行われる、「エコプロ Online2020」の農林水産省オンラインブース内の配信チャンネルで、LIVEプレゼンテーションイベントを実施。農林水産省や農業及び 6 次産業のプロフェッショナルが審査する。その成果物を元に12月下旬に全国のキャンパスをつないで成果発表会が行われる。