アフターソフトより、誰もが発明家になるためのパソコン Raspberry Pi製PCベリーボックスの販売が開始されます。
アフターソフト株式会社が発売するのは、Raspberry Pi 3 Model B+の性能を極限まで高めたPC「ベリーボックス」です。
海外では教育用のパソコンとしてラズベリーパイを使用した取り組みがたくさん行われています。また、進んでいる国では初等教育はビジュアルプログラミング、中等教育ではJavaやC++などの本格的なプログラミング言語を学習する学校もあります。
日本の小学校でプログラミングは必修科目になることが決定していますが、環境面や学習カリキュラムは諸外国と比べるとまだまだ遅れているのが現状です。
プログラミングや電子工作を始める上で一番の挫折ポイントは、「環境構築」だと言われています。電子工作では、一般用のPCでは実行環境がないので専用の機器が必要であったり、プログラミング分野では、実行環境を用意するための手順が難しかったり、購入したPCのスペックが足りなかったりということが起こります。
このたびアフターソフトより発売されたパソコンでは、そういった問題を解決するため、購入した時点ですぐに使用可能で、プログラミング環境標準搭載、電子工作用PCとして使用可能、学習用に耐えられる端末スペック、また気兼ねなく試せる価格帯となっています。
価格は、学習用や研究用にパソコンを使うことを想定して、PC本体・モニター・キーボード・マウス・電源・SSD・HDMI・SATA-USB変換ケーブルが全てセットで39800円(税込)の設定となています。
また学習・研究として使うには、時には荒い使い方をしてしまったり、動作上無理なプログラムを組んでしまったりすることもあるかと思われますが、ベリーボックスの場合、基盤の取り換えや初期状態でのOSが入っているSSDなどの部品を安価で購入でき、部品の取り換えのみで、また使える状態にするサポートが計画されています。
Raspberry Pi製PCベリーボックス販売サイト