認定NPO 法人フローレンスの保育園運営事業部である「みらいの保育園事業部」 で、「キッズリー保育者ケア」の導入が開始されました。認定 NPO 法人フローレンスは、保育者が働きやすい環境を作るサポートをして子育てを豊かにしたいという考えのもと、「親子の笑顔をさまたげる社会問題を解決する」をミッションに、 病児保育問題、待機児童問題、障害児保育問題などの様々な課題を解決するための事業を展開しています。
「キッズリー保育者ケア」は、株式会社リクルートマーケティングパートナーズが提供する保育園と保護者をつなぐ、コミュニケーションサービス「キッズリー」のコンディション診断サービスです。
このたび「キッズリー保育者ケア」を導入する「おうち保育園」および「みんなのみらいをつくる保育園」 は、都内や仙台市など 18カ所で運営されています。
「おうち保育園」は、待機児童問題の解決策の1つとして 、マンションの空き部屋や空きテナントなどを保育園に転換する小規模保育所です。また、「みんなのみらいをつくる保育園」は、シチズンシップ保育を取り入れた全年齢型の認可保育園で、ひとりひとりの発達状況や個性に合わせて、きめ細やかな保育を行っています。
認定 NPO 法人フローレンスの病児保育事業部では、 2017年 11月に先行として「キッズリー保育者ケア」を導入しており、 これまでに188名の保育スタッフを対象に、 日々やりがいを感じながら仕事を続けていくための自己理解や日々のコンディション把握にみなさん利用されています。
「みらいの保育園事業部」では2018年4月より「キッズリー保育者ケア」を導入、保育スタッフ 約140名が対象となっています。
「キッズリー保育者ケア」は、保育者が パソコンやスマートフォンを使い、保育者に特化している質問に回答します。その内容を分析したレポートを用いて園経営者と保育者で、面談などのコミュニケーションを取り、それによって働きやすい職場環境作りを目指すという形となります。