(株)イーラーニング研究所が、2020年度教育改革についての実態を調査するため、20代~50代の子供のいる親を対象に「2020年度教育改革に関するアンケート」を実施しました。
調査結果より、小学校における道徳の教科化を知っている人は7割、英語の教育改革を知っている人は約8割で、教育改革の内容が認知しつつあることがわかりました。
道徳教育の必要性については、98%が必要と回答。ほぼ全員が道徳教育の必要性を感じています。小学校の道徳教育に求めることは、「自分で考える力を養う」が最も多く、「人の豊かさを学ぶ」「「ありがとう」「ごめんなさい」などを自発的に言えるようになる」が続いています。授業以外で道徳にふれる機会については、「家庭内で道徳について話す」「友達や地域の方と話す」という回答が多くみられました。
教育改革による小学校における英語教育の変更については、関心の高さがうかがえます。小学校での英語教育の必要性は全員が必要と回答。なお、求めることは、「日常的に使える英語を身につけること」、「外国の人と交流すること」が多い回答でした。
英語教育を始めるとよいと思う年齢は、「小学校に入るまで」が7割超え。学習法については、「インターネット・スマホアプリ」が最も多く、「留学」「学校の授業」と続く結果でした。早い時期から身近なツールで英語教育を始めるのがよいとする考えが多いことがわかります。
イーラーニング研究所調べにより、親の考える2020年度教育改革についての実態が見える調査結果に。これからますますオンライン学習による英語教育が注目されそうです。