検定教科書・学習教材出版の株式会社桐原書店と、英会話学習アプリケーション『Terra Talk（テラトーク）』を運営するジョイズ株式会社が、桐原書店の英文法参考書『総合英語FACTBOOK これからの英文法』に連動したAI英会話教材を共同開発し、2019年4月より提供開始します。
『総合英語FACTBOOK』は「使える英語」、「話せる英語」が身につく、これからの４技能時代に欠かせない新しい文法参考書であり、既に多くの学校で採用実績を重ねています。そこで『FACTBOOK』を活用した、真に「話せる英語」の習得に向けて、FACTBOOKの例文を使った英会話学習を、ジョイズの新しいプラットフォーム「TerraTalk Connect（テラトークコネクト）」にて実現しました。
「TerraTalk Connect」は、既存の教材をデジタル化し、学校や塾のカリキュラムに沿った内容でAIを活用した英会話学習を可能にするプラットフォームです。一般的に言語の習得には、インプット学習とアウトプット学習が必要と言われます。英語でもこれは同じであり、現在英語を学ぼうとする日本人のために、さまざまなインプット媒体、アウトプット媒体が溢れています。
にもかかわらず、多くの日本人学習者は自信を持って「私は英語を話せます」と言い切ることができない現状です。これにはいくつかの理由がありますが、手軽・安価に始められるインプット学習に対して、時間や金銭的負担の大きいアウトプット学習の機会が圧倒的に少ないことが一つの要因と考えられます。
「TerraTalk」では、AIと英語で会話することで、時間や場所を選ばないアウトプット学習が可能になりました。さらに「TerraTalk Connect」と「FACTBOOK」が連動することで、「FACTBOOK」内で文法を学習する際に使われる例文が「TerraTalk」上の英会話コースで用いられ、発話練習をすることができます。意味だけでなく、表現や使い方もAIとの英会話を通じて実践的に学習できるほか、参考書に沿った内容での英会話学習の記録、AIによる英会話力の評価や苦手分析ができます。
時間や場所の制約がないので、塾や英会話教室に通うのが難しい地域に住んでいる生徒でも簡単に使えるのがいいですね。また授業に採り入れることで、反転授業やオンライン学習、アクティブラーニングの推進にも活用できる可能性もあります。４技能の中でも苦手とする人が多い「話す」「聞く」を克服するツールとして期待できそうです。
英文法参考書『FACTBOOK』と英会話アプリ『TerraTalk』がコラボ開始！
