高崎商科大学はカヤックと共同で育成型新入試「総合型選抜 探究・ブレインストーミング型」(以下、ブレスト入試)を開発した。2021年春に卒業予定の高校3年生を主な対象に、2020年10月17日の商学部 経営学科の入試から導入される。
■従来の面接や筆記試験とは異なる試験方法
ブレスト入試は、文部科学省が推進する「高大接続改革」及び「大学入試改革」を契機に、2019年6月から開発を進めてきた。面接や筆記試験、プレゼンテーション試験とは異なる試験方法を通じて、経営学科が求める常識にとらわれず柔軟な発想で未来を切り拓く人物像とその能力を評価することを目指す。
■試験全体の65%をブレインストーミングプログラムで評価
筆記試験では測りきれない受験者本人の「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を評価するため、ブレストとその振り返りを行うワークを組み合わせた「ブレインストーミングプログラム」を取り入れる。試験全体の65%の評価をブレインストーミングプログラムで評価し、残りの35%を集団面接やペーパーテスト等で評価する。
■授業にもブレストを取り入れる予定
ブレスト入試は入学後の大学教育や、社会・企業が求める資質能力の視点も反映させた入試であることが特長。本学の教職員はすでにカヤックによるブレスト研修を受講しており、ゼミナールやグループワークを取り入れた授業での活用を予定している。
<2021年度入学試験 総合型選抜 探究・ブレインストーミング型 概要>
実施学部学科:高崎商科大学 商学部 経営学科
入試区分:総合型選抜 探究・ブレインストーミング型
募集定員:10名(総合型選抜合計)
エントリー期間:2020年10月1日(木)~2020年10月8日(木)必着
試験日:2020年10月17日(土)
合格発表日:2020年12月1日(火)